結婚一年半、三十一歳にして年上の夫に先立たれた絹代。ろくに働いたこともない“箱入り”の彼女が悲しみのどん底で受け取った亡き夫の遺言書は自分と出会う前に書かれたものだった。財産分与先は、隠し子と愛人…!? “終活”を怠った夫が彼女に残したもの、そして彼女が見つけた「幸せ」とは? 女性の生き様を描く珠玉の物語──
潔癖男子の青山くん――。 サッカー日本代表の天才イケメン少年はプレイスタイルも「潔癖」に仕上げます。ヘディング、タックル当然、NG。スローイン? グローブしてれば、まあOK。こんな男子が許されていいの!? 無菌系攻撃型サッカー部コメディ、キラリとスタートです。
まず読み終わって最初に感じた事は、色々とケリが付いていないというか、スッキリせずに終わったなと感じました。 1.青山と小田切の前世設定 結局完結後も青山が小田切に触られても不快感が感じない理由が不確定でした。 結局は前世に小田切(姫)と青山(猫)の関係だったから触られても不快感を感じないという設定だったのでしょうが、前世でも生き別れ現世でも振られ離れ離れになるという結末が悲劇すぎて後藤とくっついているのを素直に祝福できませんでした。 2.梅屋の存在 後藤とのカップリングを素直に祝福できない理由として梅屋の存在があまりました。 後藤の幸せを心身に願い優先する。そんな彼だからこそ幸せになって欲しかったですが、誰に気を移すわけでもなく、ただひっそりと木の影から微笑んでいた彼を見ていると本当にこれで良かったのかと疑問に思います。後藤は1度だって梅屋を異性として、男として見ている場面は覚えている限り1度もなかったので本当に報われない可哀想なキャラだなと感じました。 3.銭湯で振った後 銭湯で1度後藤の告白を断りましたよね? 数年後何故ああなったのか話が切られすぎてよく分かりませんでした。今の自分はまだ後藤に対して潔癖が発動するから相応しくないって理由で振ったんだったら更に理由が分かりません、潔癖なのが青山君だからと言ってくれてる人に対してその論は通らないと思いますし。最後の展開は総合的に色々とあやふやだなと感じました。 4.その他もうすこし深く触れて欲しかった所 ・成田のその後(恋愛面に関して) 振られ終わりだったので少し気になりました。 ・お漏らしボーイその後 別に気にはならないのですが、出す意味あったのかなとふと思いました。 ・全国大会の結果 多分優勝したのかな?メンバーが喜んでいる場面が見たかったです。 ・君塚先生その後 美和に告白して完全に諦めたんですかね? ・青山とサッカーを出会わせた和也 どこかで出てきましたか?見逃してたらすいません。 潔癖男子青山君というタイトルをしていますが、個人的には主人公は後藤だと思っています。 ただ小田切との設定が上手く組み込まれすぎてて青山と後藤が結ばれてもなんか釈然としませんでした。スポコンとしては好みのオチですが恋愛としては少し微妙なオチかなと感じました。
by げま。 (1)3.17
2
発刊: 2015.08.19 ~
既刊1巻
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a『干物妹!うまるちゃん』を作者サンカクヘッド自分番外編(セルフスピンオフ)!!? ファンタジー! 時代劇? RPG!? エトセトラ… 此処はパラレル! ナンでもアリ! 自由気ままな妹S(シスターズ)。 “うまるちゃんS”ここに見参ッ!!
うまるちゃんのスピンオフ作品。 Gと違い無印の続編ではなく、うまるちゃん、きりえちゃん、えびなちゃん、シルフィンちゃんの4人を主人公にしたショートストーリー集のようなものになっています。 ファンタジー色の低い本編と異なり、ゲームの世界に入る、4人の人格が入れ替わる、タイムスリップをするなど、現実ではありえない展開が特徴です。 キャラは全員ちびキャラで、1話あたりのページ数も少なく、ファン向けのスペシャルサンクス的な内容と思います。 ファンタジー色が強いですが、本編の雰囲気は崩れてないです。 女の子、それも妹キャラが4人も固まってキャイキャイ言っている作品なのにエロ要素は無く、どうせファンタジーなら服を着ない世界とか、全員ガチレズの世界とかやってくれれば嬉しいのにと思いました。 やると別の作品になっちゃうのでしょうけども。 ストーリー的なものは無く、基本的に一話完結で最後まで続いて終わる展開となります。 うまるちゃんの美妹設定はほぼ無くなっており、兄たちもほぼ出てこないです。 私的には本編の方が好きかなーと思います。 うまるちゃんというより、マスコットキャラたちの短編漫画集に近い内容でした。
by うにたべたい (525)3.11
2
発刊: 2016.11.18 ~
完結・全2巻
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a「干物妹! うまるちゃん」の大人気キャラ・海老名菜々ちゃんが主人公!! 方言あり、グルメあり、恋愛要素までありの海老名ちゃんスピンオフ!! 「うまるちゃん」本編では、うまる達と八王子の荒矢田高校で過ごす、海老名ちゃん。高校入学をきっかけに東京にやってくる前、秋田で暮らしていた日々も描かれる!?
うまるちゃんの登場キャラ、えびなちゃんを主役に据えたスピンオフ作品。 えびなちゃんの上京から、学校にまだ慣れる前の日々、地元友達両親とのあれやこれやを描いたものになっています。 上京直前の日々が描かれていますが、郷愁の念に駆られているのは序盤だけで、基本的には友人か母親が一緒にいます。 うまるちゃんや本作以外のスピンオフ同様、基本一話完結、ストーリー性に乏しい展開となっており、全2巻と短く、のほほんと読めます。 特徴として、本編でも片想いをしている描写はありましたが、本作ではえびなちゃんがタイへーに恋をしていることが明確になっていて、その恋の行方が描かれています。 ただ、その想いは本作でも一方的で、タイへーの気持ちが描かれていないため何となくくっつきそうにないと思ったのですが、ラストシーンは結局どうなったのかは読み手に任せるような描き方になっています。 なお、うまるちゃんやきりえちゃん、シルフィンちゃんはほとんど出てきません。 うまるちゃんは読んでいなくても本作からでも楽しめそうですが、えびなちゃんのキャラクター説明、ポジションの理解という意味で本編読了後の方が楽しめると思います。 うまるちゃんを読んで楽しめたら、本作もおすすめです。
by うにたべたい (525)3.36
2
発刊: 2013.09.12 ~
既刊19巻
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a放課後女子の、アナログゲーム物語! 春の京都――――― 見知らぬ街に引っ越してきた女子高生の綾。 彼女とはじめて友達になったのは、 引っ込み思案な同級生の美姫。 ある日の放課後、委員長の翠の後をこっそりつけて綾たちが訪れたのは、 アナログゲーム専門店、その名も「さいころ倶楽部」!! 思わずやってみたくなる、本場ドイツのボードゲームも満載!! 「楽しい」を探す少女たちと、心躍るゲームの世界へ!!
暗い部屋でひとり身支度を整える、ライブ前の竹之進。幕の外から聞こえてくる観客の声に耳を傾けながら、徐々に自身のボルテージを上げていく。満を持してステージに登場すると、そこには大声援を送る観客の映像が映ったテレビと、イタズラ用の固定電話機があって…。これは現代の神話なのか、それとも単なる古典的ナンセンスユーモア漫画なのか…?奇才・長尾謙一郎が全宇宙へ向けて放つ魂の叫びを聞け!!