福島鉄平さんの作品の書影

福島鉄平

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プロフィール

福島 鉄平(ふくしま てっぺい)は日本の漫画家。

福島鉄平の作品

一覧
『ボクらは魔法少年』の書影

ボクらは魔法少年

3.28

2676

発刊: 2018.8.3 ~

完結・全7巻

やんちゃでヒーローに憧れる少年・小田桐カイトは不思議な転校生・海原マコトの誘いで街を守るヒーローを引き受ける。だがそれは理想とは裏腹にファンシーな少女姿の戦士「魔法少年」だった! 「なんでこんな恥ずかしいモンにならなきゃいけねーんだよ!」と涙目になるカイトだったが、やがて自身の言いようもない可愛さに魅せられていく…! 少年は可愛いと、強い! 超王道魔法少年物語、開幕!

『サムライうさぎ』の書影

サムライうさぎ

3.24

1726

発刊: 2007.6.3 ~

完結・全8巻

体面を汚される事を最も嫌う武家社会。そんな窮屈な世界に生きる一組の新婚夫婦、宇田川伍助と志乃。伍助は素直な志乃に心動かされ、自由に生きる事を決意!目指せ、天下一の剣術道場!!ピュア侍物語、開幕!!

週刊少年ジャンプで連載していた福島鉄平氏の連載作品としてはデビュー作。全8巻。 ラストは打ち切りの憂き目にあい、中途半端なところで終了していますが、打ち切り作品なのに今尚、名作として名前が挙がることが多いという稀有な作品です。 ジャンプ漫画には珍しい時代劇で、主人公は下級武士の「宇田川伍助」。 彼は数えで15歳で、これまたジャンプにしては珍しい既婚者です。 縦割りの武士社会で、出過ぎぬよう落ちこぼれぬよう気を使いながら生きてきた伍助は、それでも剣の世界では実力がモノを言うと修行にはげんでいた。 だが、ある日、己の剣術すらも出世の踏み台として使われているという現実に気づき絶望する。 そんな折、妻「志乃」の言葉に救われ、くだらない見栄や体面から、ウサギのように飛び出して天下一の剣術道場を開く決意をするという内容です。 時代劇ですが、時代考証はざっくばらんで、歴史上の出来事や人物と絡めた展開もありません。 序盤は伍助の開いた剣道場の門弟となった個性的なメンバーの個別のストーリーとなっていて、それぞれのストーリーを伍助が悩みながら不器用ながらに、妻の助けも借りて解決する、ほっこりとした展開となっています。 ただ、中盤以降はテコ入れにあったのか、徐々にバトル展開にシフトしてきます。 後期、メンバーそれぞれに専用の武具を与えられた辺りからは完全にバトルマンガとなってしまいます。 序盤は伍助の独白のような形でストーリーが綴られていて、ギャグともバトルともつかないオリジナリティのある独特な雰囲気の作品であり、そこが魅力でした。 ただ、バトルにシフトしてからも基本的な雰囲気は変わらないため、最後まで楽しく読めましたが、やはり序盤の展開を保てなかったのが残念に感じます。 ドラマ性を重視するマンガは、週刊少年ジャンプには難しかったのでしょうか。 ちなみに作者の福島鉄平氏は、現在、魔法少女になってしまった11才少年を主人公にしたHENTAIマンガを執筆中。 方向展開の向け先が凄くてびっくりです。 これはこれで興味を唆られるものがありますけどね。

by うにたべたい (528)
『アマリリス』の書影

アマリリス

3.40

979

発刊: 2014.11.5 ~

既刊1巻

親に捨てられ、借金返済のために「へんたいのおじさん」に売られた11歳の少年・ジャン。女装しておとなのお店で働く生活に嫌気が差す中、ジャンは街で同い年の少年・ポールと出会う。一緒にいる時間を居心地良く感じる一方で、純粋なポールと過ごすことが後ろめたくなったジャンは…!? 表題作「アマリリス」ほか福島鉄平が青年誌で発表した5作品と描き下ろし漫画「アマリリス【epilogue】」を収録した短編集。 【収録作品】アマリリス/イーサン飯店の兄弟は今日も仲良し/ハルよ来い/ルチア・オンゾーネ、待つ/私と小百合/アマリリス【epilogue】

『スイミング』の書影

スイミング

3.40

667

発刊: 2014.11.5 ~

既刊1巻

かわいくて優等生のマドカさんは、少し変わり者でどこか近寄りがたい存在。そんなマドカさんを、ほとんど話したことがないのに気にしてしまうオサムくん。「クラスとスイミングが一緒」それだけの2人だけど…!? 表題作「月・水・金はスイミング」ほか福島鉄平が少年誌で発表した4作品と描き下ろし漫画「マドカさんは知らない」を収録した短編集。 【収録作品】あんねちゃんたろう/月・水・金はスイミング/反省してカメダくん/きらわれもののマギル/マドカさんは知らない

『こども・おとな』の書影

こども・おとな

3.24

455

発刊: 2016.4.4 ~

完結・全1巻

あの時、君のそばにいた人を。君を見つめていた人を。どれだけ、思い出せますか? 懐かしい時代、ありふれた田舎の町の少年と彼を見守る大人たちの物語。不安と安堵の狭間を描く憧憬ヒューマンストーリー。

『放課後ひみつクラブ』の書影

放課後ひみつクラブ

3.73

-95

発刊: 2023.0.3 ~

既刊2巻

【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】「私立ユーカリの葉学園」に入学した新一年生・猫田悠一くん、部活は何にしようか思案中、不可解なクイズと不思議な美少女に出くわす。彼女の名は蟻ケ崎千歳、『放課後ひみつクラブ』の部長と名乗る。学園の隠された謎を解き明かすのが使命なんだとか…。何か放っておけない気持ちになった猫田くんは入部を即決、真実を求め、二人だけのクラブ活動開始へ…!? 蟻ケ崎さんと猫田くん、絶妙なコンビで贈る学園“ひみつ”コメディ開幕!!

作品レビュー

一覧

4.3

8巻まで読みました

週刊少年ジャンプで連載していた福島鉄平氏の連載作品としてはデビュー作。全8巻。
ラストは打ち切りの憂き目にあい、中途半端なところで終了していますが、打ち切り作品なのに今尚、名作として名前が挙がることが多いという稀有な作品です。

ジャンプ漫画には珍しい時代劇で、主人公は下級武士の「宇田川伍助」。
彼は数えで15歳で、これまたジャンプにしては珍しい既婚者です。
縦割りの武士社会で、出過ぎぬよう落ちこぼれぬよう気を使いながら生きてきた伍助は、それでも剣の世界では実力がモノを言うと修行にはげんでいた。
だが、ある日、己の剣術すらも出世の踏み台として使われているという現実に気づき絶望する。
そんな折、妻「志乃」の言葉に救われ、くだらない見栄や体面から、ウサギのように飛び出して天下一の剣術道場を開く決意をするという内容です。
時代劇ですが、時代考証はざっくばらんで、歴史上の出来事や人物と絡めた展開もありません。
序盤は伍助の開いた剣道場の門弟となった個性的なメンバーの個別のストーリーとなっていて、それぞれのストーリーを伍助が悩みながら不器用ながらに、妻の助けも借りて解決する、ほっこりとした展開となっています。

ただ、中盤以降はテコ入れにあったのか、徐々にバトル展開にシフトしてきます。
後期、メンバーそれぞれに専用の武具を与えられた辺りからは完全にバトルマンガとなってしまいます。
序盤は伍助の独白のような形でストーリーが綴られていて、ギャグともバトルともつかないオリジナリティのある独特な雰囲気の作品であり、そこが魅力でした。
ただ、バトルにシフトしてからも基本的な雰囲気は変わらないため、最後まで楽しく読めましたが、やはり序盤の展開を保てなかったのが残念に感じます。
ドラマ性を重視するマンガは、週刊少年ジャンプには難しかったのでしょうか。

ちなみに作者の福島鉄平氏は、現在、魔法少女になってしまった11才少年を主人公にしたHENTAIマンガを執筆中。
方向展開の向け先が凄くてびっくりです。
これはこれで興味を唆られるものがありますけどね。

サムライうさぎ

レビュー(32)件

完結・全8巻

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