3.31
4
発刊: 2021.07.16 ~
既刊3巻
新刊通知
a『手品先輩』のアズ最新作!!軽くヒキコモってるオレの部屋にカワイイ賢者がやって来た!!耳の痛い助言を授けるわりには、自分のことは疎かで…ポンコツカワイイなのでした。つどえ、生きるのが苦手な仲間たち!ニヤニヤが止まらない新感覚おともだちコメディ開幕なのじゃ~。
必要なのは”ヒラメキ”だ! 謎解き青春コメディー、ついに開幕!明智学園に通う十二野早妃は眉目秀麗&文武両道と非の打ち所のない女子高生だが、異常なほどの謎解き好き。そんな早妃に見込まれた新入部員の一ノ瀬瑛太は、毎日毎日放課後に、早妃の作った謎解きを解かせられるハメに!? 美人な先輩とのあま~い学園生活を夢見て、今日も彼は謎を解くーー。知識も計算も必要なし! ヒラメキ命でご覧あれ!
3.08
4
発刊: 2021.08.10 ~
完結・全5巻
新刊通知
a現代日本の商社で、課長として働いていた37歳の宗谷。しかしある日、目が覚めると人生二度目となる異世界に転移していた――!召喚主である女神から与えられた特別製のビジネススーツと眼鏡を装備した宗谷は、神官の少女・ミアより金銭の援助を受けながら(!)、再び異世界を闊歩することになる。イケおじによる、強くてニューゲームの異世界冒険譚が開幕!
3.47
4
発刊: 2021.09.27 ~
完結・全3巻
新刊通知
a和村千紘、15歳。いつも教室の隅でオタク友達と盛り上がる地味系女子。ある日、前の席の完璧優等生、瑠東かなめから“本当の自分”を見せられる相手になってほしいと頼まれる。かなめの正体は、おふざけやいたずらが大好きなお調子者だったのだ!授業中や放課後、休日に至るまで、千紘に仕掛けられる数々のいたずら。でも千紘もそんな関係がイヤではなくて――正反対の女の子二人が織りなす、スクールコメディ4コマ開幕!
近未来。全世界的に出現した「超人」たち。人類は科学技術を駆使した武装「リモデリング」を駆使し、その脅威を克服した。そして今、世界は反転し、超人は差別の対象となり、息を潜めて暮らしている。超人の少女、リアンナ・ヒルデブランドはある日、正体が発覚し捕まってしまう。絶望の底にいたリアンナを待っていたのは更なる絶望、リモデリングによる超人殺戮ショー「リモデリングバトル」への参加だった――。
速度について。 『ひゃくえむ。』『チ。──地球の運動について──』の魚豊が再発見させてくれたことのひとつは、アートにおいて「速度」はひとつの美しさ──本質と言い換えてもいい──だということ、これだと思っている。 魚豊のマンガと共通する「荒削りさ」。しかも、そこに何か奇妙な「美しさ」が宿っていること。 アートの「速度」とは何か?いわゆる「勢い」、しかも(魚豊が気付かせたような)「美しい勢い」とは何か? それは「いま描かなければ間に合わなくなる」という焦燥感だと考える。締め切りとかそういう小さな話をしているのではなくて、「世界に対して間に合わなくなる」ということを言っている。いまこの世界に刻み付けなければ。そのためには小綺麗に整えている時間なんてない。ローザ・ルクセンブルクが「革命とは常に時期尚早である」つまり「待っているうちは"機"など絶対に来ない」というようなことを言ったらしい。「世界に対して間に合わなくなる」という焦燥感、そういう感覚の鋭敏さは普通は持っていないほうが幸せだと思うのだが、一方でアーティストにとっては特異な才能として機能すると思う。 そんな「速度」でもって作品が描かれているということは、その作品は「世界を変える」ために描かれているということだ。そんな「荒削りさ」を、憧憬とともに、美しいと感じる。 不条理について。 無垢な存在が徹底的に酷い目に遭う、もっと言えば世界の過酷さを引き受ける──しばしば「これが現実」というかたちで──という構造からして、『リモデリング』には「まどマギエピゴーネン」的な面が確実にある。 この「まどマギエピゴーネン」的なるもの全般について考えるとき、思わざるを得ないのは、結局そこから抽出されて残ったのが「シニカルな嗜虐性」に過ぎなかったということ。まどマギ自体はクライマックスにかけてそういうシニカルな嗜虐性を批評的に撃つわけなのだが、どういうわけか後発の作品においては「無垢なものを傷つけること」ばかりが強調されていたように思える。それは結局のところデスゲームに帰着する。 『リモデリング』でも主人公のリアンナは徹底的に痛めつけられ蹂躙される。ほとんど唐突で過剰な暴力性によって。が、そこからだ。 このマンガの不思議な部分は、そうした暴力の次に起こることだ。 これについて私は説明する言葉を持たないし、ただ体験してもらうしかないと考えるのだが、つまるところ、それを体験したあとの、このマンガの読後感は、ただこの一言に尽きる。ストレート。 このマンガの中で頻繁に使われる言葉がある。「愛」だ。それはアイロニーでもシニカルな形でもなく、まっすぐに放たれる。 たぶんこの作品はそのことを信じていると思う。シニカルな嗜虐性、不条理を超えて、人間の善性──言い換えると「愛」──や苦難を乗り越えようとする人の意志──別の言葉で「勇気」──に回帰する。 ここではどこか白々しく見えてしまうこれらの言葉が、このマンガの中で立ちあがってくる。このマンガはそれだけ「速い」から。 「人間讃歌は勇気の讃歌」というセリフを、このマンガを読みながら思い出した。 ここで言っている「速度」はもうひとつ別の言葉で表現することもできる。 「熱」がそれ。 シニカルな「アツい」を超えて、ただまっすぐに読み手に「熱い」と呟かせるような何か。表現の熱量。熱狂的に描くこと。 このマンガのもっとも美しいと思う部分について書く。 その表現の熱をもってマンガの中で描かれるのが「熱」であるということ。リアンナの力は「熱」であって、このマンガはそれについての物語になっている。 中身、描くことと、外身、描かれるものが一致しているから、このマンガは確かに「熱い」のだと思う。 あんな烈しい暴風(あらし)の中で 掴んだひかりだ はなすものか どんなことがあつても おゝ石になれ、拳 此の生きのくるしみ くるしければくるしいほど 自分は光をにぎりしめる 山村暮鳥 "自分は光をにぎつてゐる"
by 鈴木 (34)3.14
4
発刊: 2021.10.21 ~
完結・全3巻
新刊通知
a離婚した妻と数年ぶりに再会した。「コイツはもう他人」以前より魅力を増した元妻・千歳を前に自分にそう言い聞かせる武文だったが、うっかり一緒に飲みに行っちゃって、今夜はもうちょっと一緒にいたいなとか思っちゃったところに、とんでもない事実が発覚する。…別れた妻がすでに子持ちで、しかも俺の子でした。大ヒット新婚ストーリー『未熟なふたりでございますが』のカワハラ恋、最新作!離婚してから始まる、最高のホーム&ラブコメディ!!
板垣家のひねくれた末っ子だったパルが、漫画家・板垣巴留になるまでーー 生まれ育った家庭環境や甘酸っぱい学生時代の思い出の数々を、 時に現在の作家生活のおかしな日常も交えながら綴った、 くすっと笑った後にほろっと泣ける自伝的エッセイ!
3.11
4
発刊: 2020.09.04 ~
既刊5巻
新刊通知
a異世界に転生したシャーロットは、多種多様な種族が暮らす王国・アーリズの冒険者ギルドで受付嬢として働いている。ギルドで起きる様々なトラブルには前世での事務職OLとしての経験と<誰にも破れない障壁魔法>・<鑑定スキル>の2つのチート能力を駆使して、元気に業務をこなしている。そんな折、街の近くにあるダンジョンで<魔物の氾濫スタンピード>が発生する!受付嬢でありながら、実はスゴ腕冒険者「通称 壁張り職人」でもあるシャーロットは、暴れる冒険者たちを抑えるために前線へと出るのだった!
「代紋<エンブレム>TAKE2」「モンタージュ」の渡辺潤が描く極道×徳川埋蔵金の壮絶バイオレンスミステリー!!横浜を拠点とする暴力団組織・亀鶴一家に所属する大仏組組長・桜井凱。小人数ながら個性豊かな組員を束ね、明るく日々を過ごす中、事件が勃発。若き組員が殺されたのだ。背後に映る亀鶴一家内部で敵対する茜組の陰謀。そして、深淵にある“徳川埋蔵金”の存在……。欲望、暴力、因縁が交錯する戦慄の物語、堂々開幕――ッ!!
どこまでだって堕ちていく……さすらい父子のどん底サバイバル! 熱血教師・日之本進(パパ)は、パチンコでこしらえた借金を残して失踪した妻・雅子を探して、息子の浩司と果てなき旅に出る。旅先での不幸から資金不足に陥ったパパ。彼がとった解決策は借金か、それとも…? 誰もが抱える救いようのない愚かさをほのぼのタッチで抉る衝撃作!!
深夜0時。通夜と告別式の合間、街の明かりが消える時間。大切な人を喪った依頼者の話を聞く青年・槙柊夜。朝起きると夜の記憶を忘れてしまう彼は、“聴き屋”として通夜の間に話を聞き、告別式の朝までに依頼を遂行する。今日もまた“想い”を抱えた依頼者が彼の元を訪れる。“死”を聴いて生きていく青年と残された人たちが立ち上がり、再び前を向く、そのドラマ――。