ドラゴンボールが連載終了し、週刊少年ジャンプにとって試練じみた時期にジャンプで連載されていた恋愛マンガ。 といっても、この頃のジャンプは"ラッキーマン"とか"マサルさん"とか、"SLAM DUNK"に"るろ剣"、"BOY"と、十分黄金期だったと言えるラインナップでした。 本作もその中において見劣りせず、ジャンプ連載の恋愛マンガという難しいジャンルながらもポジションを確立していたと思います。 主人公の高校教師「端島密」は、同僚で元教え子の女性教師「星崎理都」にプロポーズをする。 元々相思相愛だったので、理都はこのプロポーズを受諾するのですが、その直後に、密は川で溺れている高校生を助けようとして一緒に溺れてしまう。 そこを、偶然通りかかった僧侶「寅午」に魂だけを溺れていた高校生「鳴神源五郎」に移しかえられる。 密は、源五郎として生き、理都ともう一度恋愛するため、理都の生徒として転校するというストーリーです。 源五郎(密)は密としての記憶を持っているのですが、魂と肉体が分離してしまうためそれを他者に言うことができないという設定で、源五郎は理都の中の密に打ち勝って理都と結ばれないとならず、しかも自分は密を殺したような人間であるという最悪のスタートで始まります。 様々なドラマやエピソード、恋のライバルの登場なんかがあり、少しづつ惹かれゆく展開がとてもおもしろかったです。 また、源五郎のことを好きになる「鶫原ちなみ」というキャラがいるのですが、このキャラがすごくかわいくて積極性があり、ドラマを盛り上げてくれました。 このまま連載が進めば名作だったと思うのですが、中盤以降にテコ入れが入り、大きく路線変更がされます。 密は復活するのですが、理都の魂が封じ込められてしまい、理都の転生後の肉体を探すべく霊能力を使った探偵事務所を開くという展開になり、その後、ストーリーはバトルよりにシフト。 然る後打ち切りで終了するという、残念な終わり方になります。 編集部が本作を「幽遊白書」にしようとしたという話もありますが、そういったわけで序盤と中盤以降で内容が大きく違っています。 序盤の源五郎(密)、理都と周囲の仲間たちの恋愛マンガのままいって欲しかったですね。 最後は駆け足感はありますが、ハッピーエンドで終わったのが救いです。
by うにたべたい (581)生き別れの父に教えられた破傀拳の修業にはげむ、13歳の少年・閃。祖父と居候することになっていた秋葉道場は、総合格闘道場・竜炎のせいで存続の危機に陥っていた。それを聞いて竜炎会長の元へ向かった閃は、彼を迎え入れた片桐秀人と闘うことに。片桐を病院送りにするも、次々と強敵が現れ…!? 日本格闘技界の新HERO・閃の物語、第1巻!
1868年、明治政府が発足した。サムライガンを擁する反幕府組織・評議会は、新政府に吸収される事となる。しかし権力の争奪が行われた後に組織は新政府側の赤軍と反逆集団の黒軍とに二分。だが赤軍に戦争を仕掛けた黒軍は敗北した。それから数年後…再び黒軍が現われた。そして黒き逆賊・月光が動き出す!!
本名・キクチタケオ。暗号名・毒狼〈どくろ〉。幼い頃、熱心な母親に連れられて宗教団体・涅槃創生会に入信。その後、教団の保安局粛殺班にて最強の暗殺者として暗躍。得意な武器は、特殊金属でできたファングブレードワイヤー。ある時、教団に背いて脱会。現在、逃亡中…。
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通常版・他2作品
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