3.07
6
発刊: 2012.09.14 ~
既刊2巻
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a3.57
6
発刊: 2007.03.01 ~
通常版・他1作品
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a青春漫画の名手・松本剛の傑作たちが、電子で甦る!宝塚歌劇の舞台に立つことを夢見る18歳の少女・遠藤君子は、宝塚音楽学校受験のラストチャンスにかけレッスンに励むが、ふとしたきっかけから君子が宝塚を目指していることがクラスメイトの高井達に発覚。級友達とのささやかな衝突と和解、高井との初恋未満の交流を経て、君子は受験会場へ向かう――。ドラマ化もされた表題作を含む、切ない思い出が鮮やかに甦る珠玉の短編集!
阿佐実(あさみ)みよし、高校に入学したばかりです。新入生歓迎イベントで、すっごいアニメを観てしまいました。なんかこう、子どもの頃みたくワクワクしちゃうような。なんでもそれは、この高校の先輩達が作ったそうなんですよ!……えっ?アニメって自分達で作れちゃうんですか?だったら、みんなで作ったらきっとすっごく楽しいですよ!こうしておる場合ではないですよ私達!!
3.06
6
発刊: ~
既刊19巻
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a仮面ライダーZOのコミカライズ作品。 原作とはテイストが異なっており、島本和彦節が効いた熱い内容になっています。 特撮作品と比べるともはや別物ですが、いい方向に改変が行われていると思いました。 動きがあり迫力が感じ取れます。また、ウエストが異様に細く、関節がか細く、そして興奮するとクラッシャーが大きく開口するZOは、原作以上に異形の怪物として表現されています。 ドラスもかっこいいです。もともと秀逸なデザインですが、本作のドラスはより禍々しい存在として描かれており、ドラス好きにも安心の作画でした。 ただ、マッチョで寡黙な麻生勝がニヒルな優男に改変されているのだけは受け入れられませんでした。 麻生勝役の土門廣さんのファンな自分としては、ここだけは原作に寄せてほしかったです。 ストーリーに大幅な改変があるため、元の特撮作品は見なくても理解できる内容です。 異なる点として、序盤元作品には出てこない巨大なバッタがサポートキャラとして現れます。 巨大バットといえばZOというよりJに出てきたベリーを想起しますが、まさにそのような感じです。なお、本作のバッタはいつの間にか登場しなくなります。 また、元作品ではドラスの手下としての描写しかなかった蜘蛛女が、改造された麻生勝の恋人であるという設定が追加されています。 他にも、ドラスを倒す方法が異なっていてラストも違っていたり、ドラスのパワーアップ方法が違っていたりします。 全体的には比較的短いページ数の中で十分な見せ場のある作品となっており、テンポよくまとまっていて、原作へのリスペクトも込められている良作品だと感じました。 基本的にシリアスな作品なのですが、道着を着たライダーがパンチの修行をするシーンだけどう受け取ればいいのか、実写でやれば様になったかもしれませんがちょっと悪乗りがすぎると感じる部分もありました。 土門廣さんがイケメンすぎるので、特撮作品のほうが個人的には好みですが、本作は本作で一つのZOの物語だと思います。 なお、この完全版では、週刊少年サンデーで連載されていた仮面ライダーBlackの外伝「イミテーション・7」が同録されています。 この「イミテーション・7」のほうはギャグ描写が一切なく終始シリアスな展開をしていて、ZOよりも個人的には良かったです。 仮面ライダーBlackのダミーとして改造されてしまった暴走族のヘッドが組織から脱走し仲間と合流するのですが、持った力で暴走するも悪になりきれず、というストーリーで、本作中には仮面ライダーBlackこと南光太郎が登場します。 光太郎の登場シーンがもう、超かっこいいです。 「イミテーション・7」が載っているので、仮面ライダーZOのコミックは完全版の購入をおすすめします。
by うにたべたい (581)3.46
6
発刊: ~
既刊2巻
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aまるでよくできた映画みたい、というのはこの作品を読んだ人なら誰もが感じることだろう。インパクトのある出だし、意外な事件が連発する中盤、そして見事な大団円。頭から終わりまでエンターテイメントに徹した快作である。初出は1992年で、本書はその愛蔵版。 <p> 舞台は北海道のとんでもない山奥の、開業を間近に控えたリゾートホテル。土砂崩れと社長の失踪によって、従業員たちが外界から完全に孤立。人里離れているのに環境は超豪華という奇妙な環境での共同生活が始まり、物語はごろごろと思いもよらない方向へと転がっていく。従業員たちはコスプレを始めて人の言うことを聞かないわ、借金を取り立てに来たヤクザは銃をぶっ放すわ、クマは徘徊するわ、鎧武者が出没するわ。 <p> ストーリー進行はきわめて軽快。一瞬たりとも退屈することなく、テンポよく読み進めていくことができる。そしてともすればめちゃくちゃになってしまいそうな展開を積み上げて、立ち上がって拍手を送りたくなるようなラストへとなだれ込んでいく。 <p> すぎむらしんいちの作画には若干クセがある。しかし、ユーモラスでパッと見たら忘れられない個性でもある。そしてドタバタしたストーリーを構成する力は現代漫画界でもトップクラスといってもいいだろう。それを支えているのが演出の巧みさ。大胆に構図を使い分け、インパクトのある画面をつくりだしていて、何度読んでも読み飽きない。読まずに済ますのはもったいなさすぎな傑作。(芝田隆広)
3.10
6
発刊: ~
通常版・他1作品
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