218
発刊: 2014.11.07 ~
既刊1巻
新刊通知
a絵本作家をしながら保育士として働く奈央(通称ブー子)は、34歳のある朝、突然左半身に痺れが起こった。 それが脳梗塞の初期症状とはつゆ知らず、12時間も放置して寝ていたのん気なブー子。 彼女は発症から13時間後に、やっと病院へと運ばれたのだった―――。 34歳の若さで脳梗塞になった女性の、発症から入院、検査、リハビリの一部始終、 そんな中での心の変化や看病する家族との本音のやりとりを ほのぼのと笑いを交えて描くコミックエッセイ。
216
発刊: 2003.12.03 ~
既刊1巻
新刊通知
a3.10
211
発刊: 2001.01.01 ~
既刊1巻
新刊通知
aギャグ漫画「バニラの招待状」(93年~94年「グランドチャンピオン」連載)、「この素晴らしき世界」(93年「コミックスコラ」連載)の2冊をまとめた『カステラショック』が発売されたのが1997年。その後出版元を変え、2001年に復刻版として発売されたのが本書である。表紙をはがすとなぜか装丁デザイナーの姿が現れるという妙案にも、作家のギャグ心が感じられる。 <p> 「あとがき」によれば著者は駄洒落ネタが多い「この素晴らしき世界」があまり好きではないらしい。だが、「バニラの招待状」でもヘタウマ系の絵と駄洒落ネタの組み合わせは健在であり、この作家の本質は案外ここにあるのかもしれない。 <p> 本書に収録された4コマに次のような作品がある。タイトルは「真剣勝負」。向き合うふたりの侍。侍Aは刀を構え真剣そのもの。だが侍Bは刀も持たず両手をあげてヘラヘラしている。怒ったAが「真面目にやれっ」と斬りつけると、Bはその切っ先を真剣白刃取り。同時に「ふまじめ白刃取り!」と叫んでこれがオチとなる。 <p> 「ハズした笑い」好きにはたまらない1冊である。(中山来太郎)