3.08
339
発刊: 2016.12.19 ~
既刊1巻
新刊通知
aたまを 十四歳。廓に生まれた少女が残した季節の記憶。慶応二(1866)年、日本の花鳥風月と異国の文化が交錯する長崎・出島――早逝する宿命を背負い、美しくも残酷な季節を生きたある少女の物語。第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」受賞!! 高浜寛最新作『ニュクスの角灯』『蝶のみちゆき』に連なる「長崎三部作」最終節(あらすじ)長崎・丸山遊郭の「たまを」は姉女郎・咲ノ介の禿(かむろ)として出島のオランダ商人邸に入る。炊事、洗濯、お使い……日々の労働に四季折々の風物を見つけ、医師のトーンやコックの岩次、フランス人貿易商の息子・ヴィクトール、混血児の小浦百年など個性豊かな人々との出会いに「廓の外」を垣間みる。「お前は大人にならんでええ…」かつての姉女郎・几帳の言葉の意味を測りかねたまま、たまをはいつか来る「その時」を静かに待つ――
3.14
332
発刊: 2020.02.06 ~
完結・全1巻
新刊通知
a塾講師の葵は、血の繋がらない高校生の義弟・陽人と二人暮らし。陽人のことが大好きな葵は、両親の死後、二人だけの家族として愛情をかけて育ててきた。溺愛するあまり生徒達に弟離れを提案されながらも迎えた陽人の18歳の誕生日。例年通り祝っていると、陽人が「あなたの恋人にしてください」と言ってきて──…!?