はてぃ さんのレビュー

181

3.0

12巻まで読みました

メモ:202312

不能犯

レビュー(134)件

完結・全12巻

5.0

25巻まで読みました

メモ:202311

2巻無料

ぬらりひょんの孫

レビュー(310)件

完結・全25巻

5.0

7巻まで読みました

メモ:202310

闘獣士 ベスティアリウス

レビュー(12)件

完結・全7巻

4.0

18巻まで読みました

メモ:202310

国崎出雲の事情

レビュー(44)件

完結・全18巻

3.0

3巻まで読みました

メモ:202309

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

レビュー(60)件

完結・全3巻

4.0

13巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

メモ:202306

マガジンが誇るラブコメの巨匠 瀬尾公治による
マンガ家と編集の熱血ドラマ。
序盤は特に雑誌制作の裏側を描く
「業界モノ」としてのストーリーが強く、
定番の恋愛展開はほぼありませんでした。

【!】中盤に差し掛かる前に過去作読破推奨【!】
作られる作品を検討するにあたり、
『君のいる町』『風夏』のストーリーおさらいと
作中の鬱展開を描くに至った経緯が
フィクションを交えて解説されます。
前身の『涼風』を含めて順番に読むことをおすすめします。
※私は順番を間違えました…

『君町』『風夏』のコラボ編が終わった時、
瀬尾先生に求めるものは何か、と考えると
読者ウケが悪かったのでしよう。
やや唐突な恋愛展開と、溜め込まれてた欲を
発散するかのようなサービスシーンの連発。
お決まりのハーレム展開に切り替わりました。

終盤アニメ編が少しダラダラしてるなー、
と感じたところで最終章へ。
いつもに比べるとやや短めに終わりました。

とはいえ初めにストーリーを濃く描いたおかげで
父親の打倒or和解という着地点は明白であり、
どんな展開からも完結に繋げる準備ができたように感じます。
ラストの強引なカップル成立連打や、
「俺たちの戦いはこれからだ」など
マンガ業界モノならではの
意図的な雑演出が許せるのは本作だけでしょう。

過去作ハードルから満点は出せませんが、
十分満足いく良作でした。

末筆ですが、『バクマン。』とはジャンルかぶりですが
パクリなどではないと考えます。
相手方の知名度が非常に高く比較に上がりやすいですが、
完結から5年以上が開いており、少年漫画としては
読者が入れ替わっているべき期間です。

ヒットマン

レビュー(100)件

既刊13巻

3.0

5巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

メモ:202305

平成版『笑ゥせぇるすまん』

路上販売の少女ロマが思春期の青少年に
悩みを解決する魔法具を譲り、
クセになって破滅していく姿を眺める 
という趣味の悪いオムニバスです。

『笑ゥせぇるすまん』や『謎の老婆』のように
用法・用量を守らなかった場合の罰に加え、
本願を達成した場合も代償として
ターゲットが育てた欲望を吸い上げて無気力にする
というシステムが用意されており、
どう足掻いても地獄が待っています。

中高生が好きな救いのない
ダークファンタジーだったのですが、
2010年に誌面に載せるには刺激が強すぎたのか
中盤からは大幅な方針転換。
ロマが情にほだされて結末寸前で商品を引き上げたり、
ターゲットが魔法具の誘惑を振り切って
自己の向上に目覚める青春劇へと変わっていきます。

最後は大勢から吸い上げた欲望を
縁もゆかりもない子供の治療にあてて1からやり直し。
俺たちの戦いはこれからだ!というエンディング
その子は良くてもそれまでのターゲットたちは…笑

失速→終了の理由が方針転換によることは明白でしたが
あくまでも一貫性のなさによるファン離れ起因であり、
最初からジュブナイルな感動ストーリーだったら
結果も違ったでしょう。
私はどちらもそこそこ好きです。

魔法行商人ロマ

レビュー(2)件

完結・全5巻

3.0

6巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

メモ:202304

サスペンスホラーに飢えてるときに
第一話無料を見て手を出しました。
主人公カズミを大好きな少女 サキがヒロインたちに危害を加え、
主人公が復讐に燃える…という物語

サキからの行き過ぎた愛情から付けられたタイトルですが
虐待の矛先がカズミに向けられることも多く、
「相手を喜ばせたい」が過剰な行動を起こす
いわゆるヤンデレとは異なり
ただ自分勝手な行為に見えました。

また、カズミも初めての屈服以降は トラウマから
誰とでも気安く関係を持つようになっており
また、単なる優柔不断によって
復讐のチャンスをふいにしたり、
物語が進むほど同情しづらくなっていきます。

ストーリーの仕上がりとしては残念な部分がありますが、
余計な寄り道は少なく、メインキャラも7人ほどで
結末まで短くまとまっているので
当初のプロットはとても良かったのだと思います。

何よりも可愛らしいデフォルメキャラと
サキのサイコみ、ヒロインたちの
リアルな恐怖描写のギャップが強く、
ハマる人はのめり込む独創的な作風がクセになります。

表紙がアリなら買い ナシならスルー推奨
非常にわかりやすい作品です。

異常者の愛

レビュー(90)件

完結・全6巻

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