ラッシー さんのレビュー

マジで表紙の色彩が好き（とくに4巻）。35話のNEW HORIZON 回、爆笑した。

おつかれさまでした。サラッと真理の実証主義から解釈主義への流れが予示されてて趣。個人的には、「つまり権威の中で生じる思考停止は、何も宗教だけじゃなく学問って物の中でも起こるんじゃないですか？」、「自由の定義は？」「そう問えること」、「知が人や社会の役に立たなければいけないなんて発想はクソだ」あたりが良さでした。

この短さでよく走り抜けた。個人的に、最終話の筋にはあまり乗れない。

反出生主義〜〜

美しかった。

GOD of ラブコメ。王道でこの作品を超えていくの、かなり険しい道なのではないか？　特に14-15巻にかけての話の閉じ方の美しさは他の追随を許さない印象。これを23歳で「だっちゃ」と同時連載で描き上げるの、化物すぎる。

尊い。

全員すごいけど、エピソードとしては特に愛子とカンジ×ウシロが好き。catastrophe論の「理不尽」（カミュの『ペスト』とかの主題のやつですね）を軸に読むと結構面白い見え方が現れるような気もしているので、また機会があればアニメもあるらしいしそちらを観るなりしたい。

尊い…。優しい世界、みんないい人。尊いよぉ……。

一応、初めて観た深夜アニメということになる。基本おもしろいけど、素直にレッドがカッコいい回も好き。「あいつらが弱いんじゃねぇ、俺が強すぎるだけだ」とかね。最近だと、『N』に収録されたレッドとヘルウルフのやりとりが最ッッ高に好き。本当に尊すぎる。

アニメ版とマンガ版とでストーリー展開全然違うけど、私はどっちも好きでした。アリー・コナリーかっこいい。

絵が好き。愛花かっこいい（今思い返せばcv花澤香菜だったな…）。総じてキャラの魅力が高かった。高校の頃に友達が持ってたのを通学の電車で読んでた思い出えもえもポイント。

こういう発信って大事ですよね。

実は弟のエピソードが載っている。

読み返すほどに気づかされることの多い本だった。この頃の西原理恵子は好きだったなぁ。