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藤本タツキ
3.99
19360
発刊:2021.09.03 〜
完結・全1巻
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
1279件の評価
むるそー
4.2
漫画家を目指す小学生・藤野と同級生・京本の話。とにかく読後の余韻が凄かった…!この人は余白で語るのが本当に上手い。藤野は、京本の死は自分が漫画の道に誘ってしまったせいだ、「(漫画なんて)書いても何の役にも立たないのに」と嘆く。でも、誘ってなかった世界線の自分は漫画を描いていないはずなのに、最終的に漫画家になった自分しか想像できない。「だいたい漫画ってさあ、私描くのはまったく好きじゃないんだよね」「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるの?」自分の漫画で人を笑わせたい、尊敬されたい、仲良くなりたい。京本の存在は自分にはかけがえのないものだったと藤野は気づく。読者それぞれの解釈がある作品で、とても好きでした。
いんちき
5.0
文字ではなく絵で見せる 、1本の映画のような作品
iori
これだから1巻完結ものは最高なんだ…
せーふぁ
んやさん
藤本タツキの新作読切「さよなら絵梨」ジャンプ+で公開、200Pの大ボリューム
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