Hallowed_Hollow さんのレビュー

最初の頃はギャグセン高すぎてずっと笑ってました

後半はブラックジョークが割とパンチ効いてたし、作画が凄すぎる

これぞまさしく日常系漫画

Wings of light
瀬尾先生のロック×ラブコメの化学反応は見事でした。
テンポよく涼風から読み始めまして今に至りますがやっぱり秋月風夏という存在は永遠のヒロインなのだと思います。
これまでは頑張って頑張って努力して成功を掴むような感じでしたが、風夏ではその先の物語に意義を感じます。

これまで未熟だったけどモノが、ある時偶然に完成してしまった瞬間というのは本物に間違いない。

桜で始まり、桜で終わるラブストーリー
なんでも桜の花言葉は「精神の美」、「優美」、「あなたに微笑む」なんて意味があるそうです。
華々しく咲き、散る時はぱっと散るその美しさになぞらえた花言葉が付けられているのは恋愛におけるメタファーなのかもしれません。

全体的に面白く２７巻もあるので読み応えがありました。
ただ、物語の後半はただただ主人公のハーレムパートを見せられるので「そのくだり前にもみたな」感が否め無い。
それをテンポよく読み進められるのはさすが瀬尾康二と言ったところだろう

一目惚れした女の子に何度もアタックし、心も体も揺れ動く青春ラブコメ漫画。
最後の展開が〜というレビューが多いけど私はありかなって思ってしまいました。
人間だれしも完璧ではないし、たとえどこか間違いがあっても、明日を頑張る前向きな活力を味わえる漫画です。
純愛が苦手な人はハマるかも。

西森とおる（31）は、最上の妻・ミカの処女を求め，高校時代と現代をタイムリープする恋愛漫画でありサスペンス

タイムリープといったSFチックな要素については詳しく語られておらずあくまで不器用ながらも愛する者のために奮闘する過程を描いた恋物語としてできている

主人公の西森は死をも恐れず目的を遂行する妄執の塊だ
例え別の世界で関係がリセットしたとしても心で繋がってると信じる力を持っている

力の使い方を間違えれば悪魔にもなれる
もしそのパラノイアが間違いだと感じてしまった時、何もかも忘れて死ねるだろうか？

おそらく無理だ。
中途半端、いい加減、自分にとって都合の良い言い訳を考えて腰が引けてしまう。
だからこそ、人間らしく生きていける。

忘れられない
忘れるはずない
たぶん　心は
我慢してるだけ

涙ひとつぶ
言い出せなくて
閉じ込めた
さよなら　Ah…

異次元空間へ移住した人間と地球に住む人間達のシリアスな戦争漫画。戦ってるのは鋼鉄の少女たち…

タイトルはネタみたいですけど実際読んでみるとかなりシリアス。
個人的に読んでいて共通する点が多く読み応えがあった
『意味など存在しない。価値など誰かが適当にほざいた言い訳だ。』
　仮に現世と寸分違わぬパラレルワールドに自分が存在していたとしても、それは同じではない
対象がどちらかでその意味は変わってくる

客観的にみて現世とパラレルワールド2つの自我に区別をつけるとするので有れば、それは切り離す…全く別の人格として扱う事こそが正しい

　人間は常に自分にとって都合の良い方向へ舵を切る
クソかどうかは問題じゃない
それは「都合がいい」という因果で割り切ってしまっている
それは人類が100年かけても解けない数式をカップラーメンができるまでに解いてしまうほど難しい

突き進んだみちが例え正解でなくても紆余曲折する事こそが誠、己の価値であり、現実であり、妄想であり、夢であり、重要であり続ける。

これぞまさしく忍者道
正々堂々の真反対。だまくらかし合いの戦いは我々読み手も騙されました。
アクションも見どころながら敵同士で恋仲といった救われない愛にも感情が揺さぶられました！

もっかいよめば分かる

とりあえず二瓶ワールド全開ですね。比較的読みやすい部類です。６巻まであるので続けて読んだ方が分かると思います。
地球がクローン化し、細胞分裂することにより繁栄させる事にシフトした。

ブラムの前日譚
本作の主人公、警察官の裾野は感情豊かで新鮮ですね
ともあれブラムの世界がどのように形成されたのか推測できますね
新時代、無用な情報、権利

『シドニアの騎士』『人形の国』の弐瓶勉がおくる、伝説のSFコミック！無限に増殖する巨大な「階層都市」。自らが造りだした文明をコントロールできなくなった人類は、危険な環境の中で過酷な生活を強いられている。無敵の兵器「重力子放射線射出装置」を持つ探索者・霧亥（キリイ）は、世界を救う鍵「ネット端末遺伝子」を求め、広大な都市の中を彷徨う――。

主人公の石田は小学校時代、耳が聞こえない少女西宮をいじめていた。後悔を抱きつつ、やがて高校生になった石田は西宮に再び会いに行く。

コミュニケーションの成り立ちの難しさを描く本作ですが涙なしには読めません。
アニメ映画化されていてそちらも演出力が頭一つ抜きん出ていますが単行本の方でも1巻ごとにストーリーがまとまる構成で読みやすかったです。

自分自身にとっても人生の教科書のようで、後悔や反省、また希望や絆という安易な言葉では表現し切れない力強さがあった。

個人的に設定がとてもよくできていると感じる。
ストーリーは主人公の良太が死ぬはずだったところ特殊能力を持つ少女に助けられ、事態が急変していく

魔女。それは超自然的な力で人畜に害を及ぼすとされた人間、または妖術を行使する者のことを指す
その実、無理やり改造された少女達は死に直面し、揺らぎ葛藤し、誰が為に選択する

人の心と言うものは時に理屈ではなく、感情で動いてしまう

ブリュンヒルデとは
北欧神話の中でも『詩のエッダ』や『ヴォルスンガ・サガ』などに登場する王女ブリュンヒルデ。 ブリュンヒルデはブズリ王の娘で、予言の力やルーン文字の知識、魔術の知識を持つ美しいワルキューレ(戦場の女神)