3.15
801
発刊: 2020.02.25 ~
完結・全5巻
新刊通知
a会社をリストラされてしまったパパを元気づけようと、娘のリサが一緒にゲーム実況へと誘ったことから、勘違いされ一気に人気者に! 予想外にバズってしまったパパの実況はどこへいく!?Twitterで大反響を得た「パパと巨乳JK」のゲーム実況模様がついに単行本化!
お父さんっ子の可愛いJKと、退職した50代のお父さんの2人が、ゲーム実況ペアYouTuberとして活躍する話。 タイトルに巨乳JKとありますが、(一部の方には残念でしょうが) 作中では特に巨乳は強調されていません笑 何故そういうタイトルにしたのか、恐らく目を引くためかな笑 まぁそれはさておき、なかなか面白くほのぼのしていて癒される作品です。お父さんはゲーム下手が逆に功を奏し、その素朴な性格も相まって視聴者にとてもウケます。経験者の娘さんのリードと高い動画編集技術も素晴らしい。 ゲーム実況やYouTubeを観るのが好きな人は、特に楽しめそうな良作です。現在ニコニコ漫画で多く無料公開されているので、ご興味ある方は今のうちにご覧になられるのをオススメします。
by シン (1394)主人公の天才シェフ味沢匠(あじさわ たくみ)の料理を中心に紡がれる人間模様の物語。主人公はフレンチを得意としながらも、その他のジャンルの料理にも長けた幻の流浪料理人。様々な店をフリーランスとして法外な費用でシェフを請け負うという正に料理版ブラックジャック。しかしそれでも依頼が絶えないほど対価に見合った素晴らしい料理を創り出す。 1985年に創刊されたらしいこの作品は、2021年の今なお度々コンビニコミックで見かけるほど息が長い。Barレモンハートと似た雰囲気を持つグルメジャンルの良作。時々見返したくなる味のある魅力を持つ。この初回シリーズの後に新章-ファイナル-ALIVEと続く。
by シン (1394)少年ベローが住む村で人狼被害が頻発していた。次々に食い殺されていく村人。村長は意を決し狩人を雇う。しかし、村に現れたのは小柄な少女…!! ベローは少女を不審に思いながらも村を案内。そしてそこに人狼も出現して…!?
素晴らしい作品。狩人・人狼達が織りなす西洋ファンタジー世界。村人の少年が人狼と戦うため狩人を目指し繰り広げられる成長譚。ポジティブな性格と意外性ある行動は正に主人公。 作品に非常にマッチした童話的な線・雰囲気。オリジナリティ溢れるキャラクター達。とても読みやすくメリハリある絵・表現・カメラワーク・レイアウト。惹き込まれるストーリー。 意外にも残念なことに既に本誌連載は終了し、来年2022年3月発売の3巻で完結予定であろう短編作。そのため展開は早いが、違和感の無い自然な展開と、それを感じさせない濃密な読み応えで、続きが読みたくなる秀逸な物語。 川口勇貴先生 次回作も期待大です。
by シン (1394)はねっかえりだけど、可愛くて憎めない天才少女ピアニスト・うたが奏でるさよならの音、初恋の音、嫉妬の音、失恋の音……どんな音だと思います?ページをめくれば心に鳴り響く不思議で切ない物語!天賦の才能で世界のピアノ界に華々しくデビューする『神童』と呼ばれた少女の努力の過程を描いた感動の物語。手塚治虫文化賞マンガ優秀賞+文化庁メディア芸術祭優秀賞をダブル受賞!!
さそうあきら氏の代表作。 文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞、また、手塚治虫文化賞 優秀賞受賞し、当時、映画も話題になりました。 名門の音楽大学を目指している浪人生の菊名和音が、ある日、野球をしていた少女・成瀬うたと知り合います。 強引に家に上がり込まれ、迷惑に感じる和音でしたが、うたが彼の部屋のピアノに触れたとたんに世界が一変します。 個人的にはさそうあきらといえばセックスがテーマのマンガが多いイメージです。 本作中でもそういう描写は無くは無いのですが、基本的には"神童"と言える少女の苦悩が描かれた作品となっており、『のりりん』を読んだときのような意外性を感じました。 うたは、明確に天性の才能を持っているのにも関わらず、その才能を一般的に認められていません。 天真爛漫な振る舞いで周囲をざわつかせ、圧倒的な技術で周囲を黙らせる展開が多く、基本的にうたの性格は最悪です。 人によっては傍若無人な振る舞いにイライラする可能性があり、そういうキャラが苦手な方にはおすすめできないです。 終盤には、そんなうたに悲劇が襲いかかり、その絶望の中で何をするのかというドラマが展開されます。 文庫版で全3巻と短く、展開はわかりやすく読みやすい作品だと思います。 菊名和音は、もう一人の主人公としてスポットがあたっています。 うたに振り回されながら、成長していくのですが、彼もまた天才と呼べるキャラで、荒唐無稽な存在として描かれるうたと対象的に全うに挫折しながら実力を認められてゆきます。 そんなうたと和音の交流が描かれていて、様々な音が作中では流れるように感じます。 ミュージックとしての音楽ではなく、いろんな"音"が中心に据えられていて、裏表紙にも書かれている通り、本作の主役は"音"なのだと思いました。
by うにたべたい (525)筆が遅くて売れない作家、寺田雄二とパートで家計をささえるしっかり女房、街子のまわりには笑いと涙と(愛の)パンチがあふれています。ラブラブでガチンコな夫婦の新鮮で懐かしい大切な日々を一緒に体験してみませんか。
まんがタイム系4コマ雑誌の柱とも言うべき、むんこさんの作品です。 飲んだくれでお金がないのにパチンコ通いが止まらない、売れない小説家の夫と、しっかり者で働き者の妻の夫婦の話です。 ろくでなしだが近所の子供には人気の旦那とパートで支える、強くて街の人気者の妻のラブコメ4コマで、夫が仕事をせずに飲み歩き、妻が叱り飛ばして家に連れて帰るのがフォーマットとなっています。 むんこ作品はどれも4コマなのにストーリーがしっかりしていて、毎回ほっこり感動させてくれますね。 また、むんこ作品は他の特にきらら系4コマとは違い、4コマ目で無理やり話を区切るのでなく、毎回ちゃんとオチをつけてくれるのですごいと思います。 絵だけきれいな4コママンガ会でこれだけ人気を博のも頷ける内容になっています。 全3巻で分量的にも読みやすいです。 個人的にはらいか・デイズの方が好きですが、らいか・デイズはもはや終わりなく延々と続くため、完結した作品をさくっと読みたい人には特におすすめです。 らいか・デイズと比較すると、作中で増えていく他の登場人物も含め、キャラクターたちがエンディングに向けて成長していくことも特徴になっています。 ラストまで安心して読める、紛うことなき名作だと思います。おすすめ。
by うにたべたい (525)3.02
715
発刊: 2004.08.01 ~
既刊2巻
新刊通知
a2150年、世は宇宙大航海時代。太陽系最大の惑星・木星に眠る豊富な天然資源を求め、人々はその周囲に生活圏を築いていた――。木星圏の無重力下で生まれた存在『ジュピタリアン』。木星の第4衛星・カリストに住むリコ・アルベローニは、『ジュピタリアン』特有の体質によって学校では差別を受け、研究所では単なる研究対象として扱われる不遇な日々を送っていた。そんなある日、船体のサルベージを主な生業とする“回収屋”であるレイジと出会い…? 今日を踏み出せずにいた少年が、まだ見ぬ明日を切り拓く新世代宇宙開拓SFロマン、ここに開演!!
3.30
637
発刊: 1996.08.01 ~
通常版・他2作品
新刊通知
a桜3月、岸本かすみ15歳。4月から明条高校の1年生だ。親元を離れ、叔母の千草さんちで自由で楽しい下宿生活。さあ、3年間の青春ドラマの始まりだ。ところが下宿人はかすみだけじゃなかった。女好きの2枚目・伸、気のいい大食漢の高志、地味なガリ勉・誠、そしてモノに動じぬマイペース男の勇作……以上4人の男と同居するはめに!!あだち充の青春学園グラフティー。
3.49
626
発刊: 2015.06.05 ~
既刊2巻
新刊通知
a3.27
569
発刊: 2018.02.09 ~
完結・全3巻
新刊通知
a意気込んで入学した大学の文学部は女の園。“文学”を志す青年・江波は、気が付けば一人、孤独に過ごす日々。私小説でのデビューを目論む彼は、物語の“ヒロイン”に相応しい“運命の相手”との出会いを求めて…!? 純情ロマンティック・コメディ!
切れ味鋭い青春コメディ。文学部に所属する大学生の江波くん。女子に囲まれた華の大学生活を憂うコミュ障や非モテを自負する彼だが、そのハッキリ物申す類稀な行動力は何かが違うと感じさせます。そして共感してしまう哲学的な思索シーンの数々と、彼独特の世界観に惹きつけられ、何度も見返してしまいます。 ここでは3巻完結の表示ですが、番外編と称した続編が揃った4巻まであります。ニコニコで何話か観れるのでオススメです。視聴者のコメント付きだとツッコミが多くてより楽しめます。 それにしてもこういう面白作品が数巻で終わってしまう例が多いのは寂しいですね。もっと観てみたかったです。 2023.2.3 ------ 再読。序盤が特に面白いですね。 2023.6.17
by シン (1394)