正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!
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発刊: 2020.06.30 ~
既刊16巻
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a新時代軍事エンターテインメント開幕!!20YX年。温暖化により海氷が減少する北極海----調査研究のため派遣されたのは、次期「いぶき」艦長候補の蕪木が乗る海自護衛艦「しらぬい」。その眼前で突如、民間調査船が何者かの攻撃を受ける…!!咄嗟に武器を使用して民間船を守った「しらぬい」だが…!?攻撃したのは!?攻撃された理由とはーーーー!?
1匹のAIと地球の命が、相沢家に託された AI(ヤツ)の名はバド!! 2019年、米国国防省から逃亡中の人工”超”知能が、かつて量産されたペットロボットのバディドッグ、通称「バド」に乗り移り、日本に現れた!! バドはなぜか平凡な男・相沢に管理されるコトを望む。最強のAIを搭載するバドを預った相沢一家は、その”変犬”ぶりに右往左往させられるが・・・ 人工知能は人類の相棒(バディ)か? 医療や金融、将棋など様々のジャンルをAIキャラクターの視点で斬る、細野不二彦流「少し不思議」な日常系SF始動!! 単行本巻末には連載誌で好評を博した、庵野秀明x細野不二彦「空想科学対談」も収録!!!
第17回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞作!! ロボットのワタシも、泣いていいですか。 本を愛する刑事、最強の兵士、 子育てのベテラン、失敗ばかりのダメ店員…… ココロを持ったロボットたちの愛情と葛藤、 そして“人間"を描きだす、切なくて温かいオムニバス!! 持ち主に飽きられたペットロボの女の子は、 愛された記憶を頼りに“お母さん"を捜すが…? 人間の遺言で自由を手に入れた、介護ロボの苦悩とは? 思い出を託された執事が、約束を果たすために選んだ道は? ロボット神父は、搾取に苦しむ農民たちを導けるのか? 機械仕掛けのココロの系譜、9編を収録。
3.34
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発刊: 2013.04.30 ~
完結・全7巻
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a「縁起が悪い!!」 「まだ生きてるよ!!」 なんて物を投げられたりしますが、 仏の教えは、よりよく生きるために役立つはず… そう願う坊主が、救急病院にいます。 お肉も食べます。お酒も飲みます。 残さずおいしくいただくのです。 遅刻もします。つい怒っちゃいます。 なんでしたら、頭を丸めてお詫びいたします。 患者の命を救い、仏の教えを説き、ときに弔う。 生と死の「あっち側」も「こっち側」も、 僧侶にして救急医・松本照円におまかせあれ…!?
金に汚く、口も悪い。「獣医はビジネスだ」が口癖の敏腕獣医・鳥取健一。誰が呼んだか、通称「ドリトル」。物言えぬペットの苦しみを救うだけではなく、その飼い主の心の深奥にも鋭いメスを入れ、華麗に治療してゆく。無論、高額の治療費請求は忘れない…。ペットのみならず、飼い主の心も癒やす天才獣医登場!!