夫婦が恋の時代を終えた後どう生きていくのか? 子供の母親として父親としてだけでなく 夫妻として人間としてどうそれぞれの人生をどう夫婦という枠の中で組み立てていくのか?それは窮屈なのか窮屈じゃないのか?「夫婦であること」「子供の父母であること」いう枠はどうして重くなっていくのか?重くなっていくのは必須なのかそうじゃないのか? その答えは、まだ出ないまま日常はどんどん進んでゆきます。「しんきらり」に続き、妻である母である生き方と自分の人生との間でため息をつくひまもない毎日に押しつぶされそうな主人公がこの本でも読者に問いかけます。 しんきらりに続き、ご夫婦で読んでいただきたい漫画です。 (説明 by 7thclouds=冨田麻里)
しんきらり、しんきらり(続)、に続き、夫婦とは母であるとは、父親であるとは、ということの裏側、夫であること父親であること以外の場所で妻でなく子供でもない女を愛おしく感じる男とは?夫婦であることに縛られることが苦しい妻とは別に夫婦や父母であることに縛られない男と女には何があるのか?だったら自由なのか?だったら幸せなのか?を問う、しんきらりの読者にとってはやまだ紫にとっての自問自答の続きだ。しんきらりへの裏側の女たち男たちしんきらりのある種のスピンオフやまだ紫の論理的思考の展開としての返歌とも言える作品。 (説明 by 7thclouds=冨田麻里)