藤本タツキ

さすがに荒削りすぎる

何度読んでも面白い。
説明的ではなく絵で表現する能力がめちゃめちゃ高い。
唯一の欠点だった犯人像の安易さが単行本の修正で良くなっていて誰にでもオススメしたい。

1部は類を見ない大傑作。
特に8巻辺りからの表現方法は革命的。抽象的で絵画的な戦闘表現はめちゃくちゃ興奮する。

が、2部からは現状明らかに駄作。逆張りや寒いギャグの連発。いったいどうしちゃったんだ俺たちのタツキ先生は？
とりあえずジャンプラで追いつつ単行本継続購入は様子見。

佐々木君が銃弾止めたが凄い

伏線を残しつつハッピーエンドがない漫画。
展開が早くてどんどん読み進められる！
途中呪術廻戦風かなと思いきや、全然そんな事ない、読む価値ありです！

200ページ程の読切作品であり、サクッと読めるこの一冊だが、自分はとても心掴まれた。
構成が素晴らしくどこまでがフィクションか分からないが（作中でのフィクション）最後のページを見た瞬間この話全体が一つの作品であったと分かるような構造になっている所が非常に完成度が高い。
いわゆる藤本タツキイズムも入っており、笑いを誘うシュールな描写や、多くを語らない絵で魅せるコマなど、200ページの中に沢山の魅力がある。藤本タツキ先生作品で一番の出来だと感じる。

ついていけないオマージュがたくさんだし主人公に共感できないのに面白く読めた。伏線回収気持ちいい。作風残酷なのに意外と丁寧に心の機微や成長も描写されていていてエモい。重い話なのに主人公のおかげで暗くならず読める。

普通

公安に所属しデビルハンターになって悪魔を斬るというお話。
デビルハンターとして雇われ主人公が普通の生活を手に入れ、底からもがいて這い上がってみせるという強さを感じた。

記録