押切蓮介

まさかのGTO

容赦のなさがいい。押切さんはこんな作品もつくれるのか、、完全版がおすすめ

記録

初めの方は「真面目な話だなぁ、珍しいなぁ押切さん」って思ってたけど、どんどんらしさが増してきてニンマリ。

みんなが病に侵されていて、誰一人として彼ら彼女らを救うことができない。
いつだって見てくれているのに、ずっと気にかけてくれているのに、そんなこと当人はお構いなしに。
欲望の衝動と、理不尽な悔恨。

善悪の議論は不要で、自身で走り抜けた彼ら彼女らは、倫理的に蔑まれようとも必死に生きた証に違いはない。
なんとも愉快なバトル漫画と化しているけど、それも味で面白い。

ミスミソウ 上下巻
救いようがない胸糞系漫画は、得てして最後に救済があるけどそれもなく、淡々と最後まで続く。
冬の厳しい地域の雰囲気も伝わって面白かった。

クソを煮詰めたようなギャンブル中毒者達をマイルドに描くギャグ漫画。

ダメな奴らの会話センスが妙にリアルなので、その辺を知ってる人が読むとあるあるネタ的に楽しめると思う。

作者の経験を元にしたよう作品。
これを読んむと、ハイスコアガールが創られた経緯？なんかも伝わってくる。

まさに過渡期に差し掛かるアーケードゲームを当時の時代風景と共に描くので、ノスタルジーに浸れる。

ゲーム愛の落とし込みとストーリーの調和がめちゃくちゃいい

ゲーセン全盛期の時代のゲーセンを舞台にしたラブコメ？笑
作者の他作品からは中々考えられないクソ可愛いキャラが青春送ります。

読めばゲーセンに行きたくなる。