中野 純子(なかの じゅんこ、1967年(昭和42年)2月8日 - 2012年(平成24年)7月28日)は、日本の女性漫画家。兵庫県神戸市出身。高校在学中の1984年(昭和59年)に「しーするう♥だありんぐ」が『月刊セブンティーン』(集英社)に掲載され漫画家としてデビュー。同年中に大学受験のため執筆活動を一時中断するが、大学合格後に執筆活動を再開する。1986年(昭和61年)に『月刊セブンティーン』が休刊となり、『ヤングユー』(集英社)へと移籍。1988年(昭和63年)に大学を卒業し、以降漫画家専業となる。1997年(平成9年)、ヤングジャンプ増刊『漫革』(集英社)に「神様だけが知っている」を掲載して青年誌へと活動の場を移し、翌年の1998年(平成10年)より『週刊ヤングジャンプ』で「B-SHOCK!」の連載を開始。2001年(平成13年)以降は、「ちさ×ポン」・「ヘタコイ」と月一連載の形で同誌での作品発表を続けた。2011年(平成23年)に「ヘタコイ」の連載を終了し、翌年に同作の番外編となる「イロコイ」を短期集中連載。その後次作の構想を練っていたが、2012年(平成24年)7月28日に虚血性心疾患で急逝。45歳没。
駒井静は大学1年生、真面目で心優しく面倒見のいい青年だが、温泉と盆栽いじりとぬか床を趣味としており、まわりからは「ご隠居様」といわれジジくさく扱われている。ある日、旅先の旅館の露天風呂で陰部を丸出しで倒れている全裸の女性を初めて見てしまう。それから入った大学のサークル「旅と温泉愛好会(通称、タビセン)」の先輩、篠原流香があの女性だと知ってしまう。それから静の波乱の大学生活が始まった(wikipediaより)
純愛漫画かと思いきや、ガッチガチのNTR漫画。 初めての彼女が突然イケメンにデートレイプされ、それを乗り越えて再び愛し合幸せを掴むまでの過程がテーマ。 それがあまりに胸糞だったからこそ、それを乗り越えて幸せになった二人によかった!と感動する反面、やはりその一件が胸糞すぎて最後までもやっとする。 何が許せないってその犯人がその後ものうのうと登場して、主人公を煽ったり、謎に相談にのったりすること。 せめてそいつは卑劣な悪役として、刑務所にぶちのめしてたら、最後もスッキリ終われたかもしれない。 あと許せないのが、ちさがレイプ宣告された時に、主人公は家庭教師の女と抱き合ってたってこと。 もちろん彼氏がいてイケメンとデートするちさも悪い。 でも、あの時家庭教師の女が助けに行けと言えば、ちさもポンタも一生の心の傷を負わずに済んだのではないか。 ポンタが、ちさが他の男とデートした結果レイプされたという理由だけで見捨てられないほど、ちさのことを愛している描写がされるほど、混乱していたとはいえちさを助けに行かず目の前の女に流れたぽんた自身と、家庭教師の女が許せなくなる。 純愛漫画としてはあまりにも重すぎるが、不幸にもそういった事件に遭ってしまったカップルが乗り越える話だと思えば、とても良い漫画だった。
by さほ (126)