いちのへ瑠美

好きな人が好きな人のことを見ている横顔を見る、「きみの横顔を見ていた」…なんて美しく、切ないんだろう。

高校生男女4人の片思いストーリー
1人ずつ順番に掘り下げていくスタイルで、徐々に気持ちが深まっていく感じが切ないです。
麻里ちゃんのディフォルメ顔がイイ。

友達に勧められて読んだ。性の描き方がいやらしくない。少女漫画にある装飾をとりのぞき、ひたすらシンプルに、けれど動きのある画面を作り上げている。振り返るという日常的な動作をきちんとリズムよくできていた。

ただただ可愛い。キャラも絵も本当に可愛いのに悲しい恋の話なのかな。今後も楽しみ

マサムネくん最初から最後までずっとかっこよくて…本当何故こんな人現実にはいないんでしょうか？と疑問です

可愛い〜〜好き

表紙綺麗。本誌で読んでたけど集めたくなり、購入。続きに期待…！

高1男女4人、全員片想い中。すべてが愛しい青春群像劇！

前作の「きみはかわいい女の子」のTHEラブコメも良かったですが、こちらの透明感あるみずみずしい青春群像劇も最高！作者さんの作品幅の広さに圧巻します。

高校生が思うリアルな感情をとっても丁寧にきりとってくれています。表情、目線、言動すべてがとにかくリアルで、4人の世界を追体験しているような感覚に陥ります。個人的に埼玉出身なので、舞台がおそらく埼玉付近なのも親近感(笑)

「きみの横顔を見ていた」というタイトルだけあって、横顔のシーンが特徴的です。横から見ているから知っているその人の特徴とかありますよね～。

作画の線の細さもあって、本当に空気感がさわやかです。メンソレータム級！あの日の思い出に浸りたいage18↗の方も、現役高校生の方も、誰でもいいなぁと思える作品なこと間違いなし。

ガリガリの体にコンプレックスを持つ女の子と
そんな自分を可愛いと言ってくれるイケメン君との自己肯定イチャイチャラブコメとふたりの進路が決まるまでのお話。

初期のこれでもかという何かあるたびに自己否定と心ない野次が飛んでくるのが中々に読んでてもしんどいんですが、
この状況をお相手のマサムネ君なら救ってくれるんだよね？とついつい先が気になって読み進めてしまう吸引力のある作品でした。

中盤でその辺り乗り越えてからはイチャラブもよろしげでしたし、身体のコンプレックスを抱えていた彼女が心のコンプレックスを抱えているマサムネくんを救ってあげるくだり、マサムネ君の家族周りの話は良かったです。

ヒロインの横でずっと恋を応援してた漫画家志望のえんちゃん周りの話（ネームに詰まりまくった時の文化祭）も好きでした。

等身の歪さが気になってしまいました。ストーリーに関しても、恋に落ちる流れが唐突かつときめきポイントが分からず、ハマれませんでした。