雷句誠

魔界の王様を目指すために人間界へ来た100名の魔物が、選ばれたパートナーと共に戦うお話。
主人公は正義感溢れる金色の髪の毛の魔物ガッシュと、パートナーである天才中学生の清麿。

小さい頃からずっと好きで、何度も読み返したい漫画。
良いやつ悪いやつが分かりやすいし、
登場人物の心情変化とかも
過去を振り返ってくれるから読みやすいと思う。
終わり方も堂々の最終巻って感じ、かなりスッキリできる。

パートナーとのそれぞれの関係性は多種多様で
(恋人、主従関係、友達、師弟)
それぞれの物語があってそれが終始泣ける。

清麿が大人びすぎていて中学生には見えないので
こいつまじで中学生だよな、、と最初の巻を
読み返すくらいには天才。

ガッシュもそうだったけど設定が秀逸。
謎が謎を呼んでいく感じだけど14巻で綺麗にまとまっている。
最後は考えさせられるテーマを突きつけられるのも結構好きでした。

ガッシュからの友情出演や小ネタも少しあるのもうれしい。

大人になって読んでも感情移入できて良
ブラゴの呪文が好きすぎてよく口に出して読んでました

最高の主人公と相棒その3。さすが、『うしおととら』の藤田先生のお弟子さんだけあって、2人の絆の描き方が素晴らしい。まず第一話が面白すぎます。少年誌的なギャグを挟みつつ、戦いの苦しさ、仲間との出会いの楽しさと別れの辛さが濃密に描かれ、読者を引き込んでいきます。読み終わる時には爽やかな気持ちに包まれることでしょう。

全てが詰まってます。
愛、友情、葛藤、焦燥、バトル全てをここからもらった。

ガッシュのレインとかもだけど、人獣の体格のバランスがすげー好き。身体がゴツいと怪我の描き方が映えるというか、ベタ塗りの血が覆う面積がデカいと興奮する。

割と初期から絵が上手かった。子供の頃は術とか魔物が好きだったのだけど、本の持ち主のデザインもめっちゃ良いな。ボロボロ泣きました

こんなにも感動的で道徳的だったとは。
小学生の時には気づかなかった。

登場人物が死ぬことがないのは非常に素晴らしい。
最近の命を軽視した漫画は子供にとっても良くはないだろう。
一方で、死別を使わずとも、本が燃えることで「別れ」を表現しているのが素晴らしい。

個人的にはファウードがピーク。

友情・絆系の作品が好きな人は毎話泣けると思います。今まで読んだ中で一番心揺さぶられて感動しました。

熱い！