高松美咲さんの作品の書影

高松美咲

ファンになる

作品数:3

焼き餃子さん、他2人がファンになりました
ファンになる

高松美咲の作品

一覧
『スキップとローファー』の書影

スキップとローファー

4.20

25988

発刊: 2019.0.3 ~

既刊9巻

岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!

『カナリアたちの舟』の書影

カナリアたちの舟

3.23

1169

発刊: 2016.0.5 ~

完結・全1巻

高校生の宇高ユリは、ある日の帰り道、空を覆い尽くすほどの巨大な飛行体と遭遇する。破壊される街、次々に殺されていく人間──気を失ったユリが意識を取り戻したのは、日常とかけ離れた異世界だった。そこで唯一出会った人間は、北沢千宙という男性。他に人間はいないのか、あれから友だちや家族はどうなったのか──帰りたい場所はまだ残っているのか。ふたりぼっちのサヴァイヴァルが始まる!

『アメコヒメ』の書影

アメコヒメ

3.19

787

発刊: ~

既刊1巻

少年は愛する人を失った。そしてまた、彼は失う。 野呂 雅史(のろ まさふみ)の母親は彼が中学2年生の時に自殺をした。 その事件を境に生きる事に対して鈍感になってしまった"ノロ"。 夏休みを間近に控えたある日、親友の音成 晶(おとなり あきら)はノロから一本の電話を受ける。 珍しい呼び出しにアキラがノロの部屋へと駆けつけると、そこには全身火傷の少女が横たわっていた――。

作品レビュー

一覧

4.8

9巻まで読みました

今までにない温かさと面白さ。

スキップとローファー

レビュー(642)件

既刊9巻

3.0

1巻まで読みました

アニメと一巻のみ
スキローは健康な人と癒しを求める人が楽しめる作品

俺が好きな点は志摩くん自身の自己と他者に望まれた自己との間での葛藤、自分とは何か、という自我同一性の問題に触れてる点。同じくみつみも官僚になるという夢が故郷の人たちに望まれ、それをアイデンティティ、自らの自己としてしまってるのではないか、という点。
アニメしか見ていないのでわからないが、みつみは小学生、中学生の時から周りより頭がよかったのではないか?
かつ過疎が進む中で親や先生、近隣の住民から
「将来は〇〇(官僚等)だね〜」のようなことを言われて育った可能性がある。そのため、他者に望まれた自己を形成せざるを得ない状況におかれ今のみつみの夢ができたのではないか、と推測した。仮にそうだとしてもアニメを見ている限りでは、みつみは既に官僚になるという夢を自分のものとして昇華し、そこに自分自身の自己があると考えているようなのでこれは自我同一性の確立に近い状態と言える。今後、これが揺らぐ出来事やこの自己がみつみ自身のものではなかったと気づいた時にどのようにして乗り越えるのかがみたい。

志摩くんがみつみに惹かれるのは心理的に自分よりも自立していて自分自身の中で整理がついてる状態を羨望しているためではないかと思った。

次にそもそもこの"他者に望まれた自分"という概念が極めて日本的なものであるということ。人は誰しも他人に自分の妄想を投影しており、自分の感情や考えを知らない人に投影し、私たちはそれをよく画面越しの有名人に対して行なっている。欧米では自己とは他者の影響から独立した独自の自己をもてると信じられているのに対し、日本において自己は他者との関わりの中で形成され、そのため人々の自己は完全に独立しているとは言い難く、あなたが思うあなた自身はあなたの自己を形成する多くの意見の一つにすぎない、
個人のアイデンティティは本質的に他人と共有されている。といった差がある。

これを踏まえると今後志摩くんがどのようにして自己を確立していくのかということに焦点を当てることができる。過去の清算や学校生活、人間関係を通して自己を見つけ形成していく過程が見れるのではないかと思った。


ただ、、、スキローはたぶんこういう作品ではない…。

スキップとローファー

レビュー(642)件

既刊9巻

すべて表示(658)

この漫画家が好きな人におすすめ

Loading ...
Loading ...