三田紀房さんの作品の書影

三田紀房

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802

4.0

14巻まで読みました

ドラゴン桜で登場した龍山高校の英語教師「井野真々子」が主人公。
教師からの転職を考えた井野は、「桜木健二」に転職代理人「海老沢康生」を紹介される。
アドバイスを聞いた結果転職を諦めかけるが、海老沢の進めより、海老澤の所属する会社・ライフパートナーで、転職代理人として働き始めるというストーリーです。

"ドラゴン桜"では、落ちこぼれつつある生徒を様々な受験テクニックで東大合格に導く受験生に向けた内容でしたが、本作のターゲットは就労中の大人となっており、転職を主なテーマにして社会的価値を高める方法、成功する為の考え方を指南する内容となります。
前作では東大合格という明確なゴールに向けていましたが、本作は基本的にはライフパートナーへ転職相談に訪れる顧客を通して学ぶパターンとなっています。
仕事がターゲットなので、そのゴールというとリタイアになるわけで、本作ラストは井野が自分のやるべき仕事を見据えたことで終幕です。
私は仕事に差したる情熱もない、持つ気も無いので、ペラペラめくって読んでましたが、意識の高い人には具体的な数字があって、実践的でわかりやすいことが描かれているので、自己啓発書とか好んで読む方は好きなんじゃないかなと思います。
見出しだけ書くなら「人の価値は市場が決める」とか「もっとも年収の高いのが転職0回の人」、「転職はリセットではなく人生のチューニング」など。
また、マスコミが伝える社会のデータの嘘についても多く取り上げられていて、転職を考える人にもそうでない人にも為になる内容だと思います。

マンガとしても普通に面白く、先の展開が気になる作品でした。
また、ドラゴン桜と違い、作画も安定していると思います。
氏は企業や株式投資、就活を題材にしたマンガも描いています。
これまで興味のない分野でしたが、読んでみいという気にさせてくれます。

エンゼルバンク ドラゴン桜外伝

レビュー(37)件

完結・全14巻

4.5

21巻まで読みました

"東大合格"だけをターゲットにした、勉強のテクニック、ハウツーが書かれた作品。
毎話、東大入試の特徴、入試のシステムから各教科の勉強法、受験生の日々の過ごし方、更には受験生を持つ親の子供への接し方まで記載されていて、漫画とはいえ、東大受験を考える方には非常に有用な内容と思います。
2007年完結しているため、今読むと、特に試験内容に触れる部分は情報として古くなっていると思われますが、姿勢や勉強法などは今も変わらないところもあり、東大に限らず、為になることが書いてあると思います。

主人公は暴走族上がりの新米弁護士「桜木建二」。
経営破綻寸前の龍山高校より再建の相談を受け、東大合格者を出すことで入学希望者を増やすことを思いつき、特別進学コースを開設して2人の生徒を東大に入学させるべく、テクニックや勉強法を教える展開です。
この2人は、学内で特に成績が秀でている訳ではなく、どちらかというと落ちこぼれ、東大どころか小学生レベルの壊滅的な学力だったのですが、話数が進むにつれて東大が現実のものになるのが感じられます。
全くのファンタジーではなく、本書を読めば、東大は結構いけるんじゃないか、それほど難しいものでも無いんじゃないかと思わせてくれます。

東大やそれ以外の受験と無縁な生活であっても、読み物としてシンプルにおもしろく、先の気になる内容です。
ただ、話は面白いのですが、画力だけは最後まで安定せず、逆に特徴的で味があると私は思いましたが、人によっては気になるかもしれないです。
続編があり"ドラゴン桜2"では、作画を外注しているということで話題ですね。
こちらもそのうち読んでみたいと思います。
東大受験がテーマですが、ラストはまさかの展開です。現実的ですが、驚きでした。

ドラゴン桜

レビュー(214)件

完結・全21巻

3.0

モーニングで15話くらい読んだけどうーん

うーむ...

インベスターZ

レビュー(211)件

完結・全21巻

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