これね、ちょっと変わった漫画で 20年前(=1998年)のホビージャパンに毎月見開き2Pで連載されていた作品で。 だから教科書なんかと同じで読み進めるのが左から右、 B5サイズ…同人誌の大きさといえばわかりやすいかな あと、トーンなし、台詞も写植じゃなくて全部手描きっていう 手作り・アナログ感溢れる構成なんだよね ほびぢゃの森で 手作りのハーブを作って お届けして、生計を立てている 15才の少女ココアのエッセイ。 ココアは、こちらの世界のモノが大好きで ウォレスとグルミットのビデオだったり 初代ガンダムのLD-BOXだったり 大島弓子全集だったりを 輸入したい けどお金がなー・・・っていう日々を送っていて それを「変な趣味」とくさされても 「ケーキと同じ おやつってなくても生きてはいけるでしょ ないと淋しい あった方が人生数倍すてき! ほんわか幸せなひとときをくれる そんなものたちを愛しているの っていう考えの子。 うん、この石田敦子節がね たまらなくいいんですよ 心の内の大切なところにそっと寄り添って 背中を押してくれる感じがね… ココアが手作りハーブをはじめた理由も とてもいいんですよ…。 人には「それだけ?」って理由なんだけど 「それだけ」がココアにとってはとても大事…。 純粋でまっすぐでキラキラしてて まぁ、自分もオタクの端くれですので 色々と若い頃思い出して…なんか、いいなぁってね そんなココアが恋を経験して さまざまな価値観に触れて 少しずつ成長していく3年間の物語です。 まぁ、できればね現物で読んでいただくのが最高なんだけど 絶版だしね…(中古では出回ってるみたいだけど) 2019年1月現在、漫画図書館Zで全編無料公開されているので 気になった方はぜひチェックしてみください ちょっとPCやスマホじゃよみにくいかもだけど とても心が温かくなる作品なのでおすすめです ※このレビューは以前YouTubeで音読レビューしたものを 加筆修正しました https://youtu.be/0be9p8o6x00
by 相田コメゾウ (267)写楽保介は、いつも額にバンソーコを貼り付けている中学二年の少年で、幼なじみの同級生・和登千代子が守ってくれないと、クラスの悪ガキたちのイジメの標的にされてしまう存在だった。そんな写楽のバンソーコを、ある日、クラスメートたちが悪意をもってはがしてしまう。するとバンソーコの下から第三の目が現れて、学校を怪異で包み込み――!?手塚治虫の人気オカルト・ミステリー『三つ目がとおる』を、石田敦子が大胆にアレンジ!同時収録は『るんは風の中』を翻案した『初恋は風の中』と、『ばるぼら』を翻案した『ばるぼラ』の読み切り二作品!!
あのヒーローが食べた、あのごはん。 男手一つで育ててくれたアニメ監督の父が突如他界し残された大学生の涼太と小学生の誠也。ショックで引きこもるアニメ好きの誠也を元気づけるため、涼太が料理に挑戦し、あのヒーローが食べたあのごはんを再現する! 心も体も元気にしてくれる「ヒーローめし」、ご賞味あれ!! 今巻収録のメニュー/キレンジャーのカレー/カリオストロのミートボールスパゲティ/キン肉マンの牛どん/キテレツのコロッケ/チビ太のおでん/ハウルのベーコンエッグ(+スープ)/ファーストガンダムのサンドイッチとナゾのペースト/999のステーキ(+ミルク)