郷 力也(ごう りきや、男性、1950年 - )は、日本の漫画家。大阪府出身。代表作に『ミナミの帝王』(原作:天王寺大)などがある。漫画原作者・天王寺大の実兄である。
銭と欲望が渦巻く街・大阪ミナミ。 主人公・萬田銀次郎は、このミナミでトイチ(十日で一割の利息)の銭貸しを営んでいる。 トイチという法外な利息にも関わらず、借金を申し込んでくる客は後を絶たない。 その多くが銀行・消費者金融などから相手にされない、もしくはブラックリストに載った“やっかいな客”である。銀次郎はサラリーマン・中小企業社長・ヤクザ等々、どんな相手であろうと銭を貸す。“パンク寸前”の客でも銭を貸す。 そんな海千山千の客を相手に、銀次郎の借金回収率は100%を誇る。 そのキリトリ(取り立て)は手段を選ばず、徹底的に相手を追い込むことから、銀次郎は“ミナミの鬼”と恐れられ、客は借金を返済するのである。 世界一、人情の濃い街で繰り広げられる、大阪銭貸し一代記。
錦
doramini