本編『ミナミの帝王』内の『ヤング編』は、銀次郎の若き日を綴った傑作。巨大な悪・阿久津天勝の罠によって、間接的ではあるが両親を失い、自暴自棄になった銀次郎が、その執念によって阿久津天勝を滅ぼすまでを描いた『ヤング編』は、のちに独立のコミックスとしても発売された。その続編となるのが『ミナミの帝王ヤング編 利権空港』である。表舞台から去り、ミナミの街にやって来た銀次郎は、未来のヤクザの大親分・沢木大樹と出会う。銀次郎は、沢木の夢を叶えるべくもう一度、銭の世界へ戻る。今度の敵は、巨大国家事業だ! 天王寺大氏のストーリー、キレまくってます! 郷力也氏の劇画、魂籠りまくりの激アツです!