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丹羽庭の作品

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『トクサツガガガ』の書影

トクサツガガガ

3.51

6690

発刊: 2014.10.5 ~

完結・全20巻

隠れ「特撮オタク」OLのガハハ爆笑デイズ 仲村さんは26才のOLさん。 職場では女子力が高いと見られているけど、 実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」! オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。 人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、 一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり… ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!

この物語は、 親にも職場にも隠れ特撮オタクなOL仲村さん(26)が 日常生活でぶち当たる諸問題を 心の中で「特撮あるあるネタ」をヒントに乗り越えるコメディ。 この辺で特オタ的には 日常パートで起こった事がヒントになって バトルのピンチを乗り越える 戦隊でよく見るフォーマットのやーつって ピンと来てると思うんですけれど。 あ、でも特撮詳しくないよって方もご安心ください。 むしろ分からない方にこそ読んでほしいのです 子供の頃に夢を見せてくれていた映像は こんなにも影で努力していた人がいたんだよって 仲村さんといっしょに知ることが出来る漫画です それに扱っているのは 特撮だけじゃありません ヒーローショーマニアの吉田さん♀ 男性アイドル追っかけの北代さん♀ あとプリキュアオタクの男、任侠さんとか (作中ではラブキュート表記) 特撮と言わずアニメに、映画…。 特撮は戦隊・ライダー・ウルトラマンだけじゃないんです スターウォーズだってアベンジャーズだって特撮です。 映像作品が好きならば、ぜひ見て頂きたいですね というのもこの作品のミソは オタ活をしていたら ぶちあたる疑問、 ってあると思うんですよ たとえば ・シリーズモノを代替わりしても見続ける義務はあるのか ・ネタバレってどこまでがネタバレなのか ・監督や脚本、スタッフのメインの人しか褒める事が出来ないもどかしさ ・画質が良いって良いことなのか ・最近増えてきた全編3D CGの作品には人の温もりはないのか ・どのレベルだったら特撮好きって言っていいのか こういった答えの出ない議論に ひとつの答えを提案してくれるのが この作品の一番の魅力です あと特に本誌ビッグコミックスピリッツで連載を追っていると、 あ、今度公開の「シン・ゴジラ」をモチーフにしてる回だな、とか これちょっと前にキュウレンジャーにゲスト出演した 宇宙刑事ギャバンについて言ってるな…ってね 現実の特撮業界が取り巻く状況に タイムリーなネタもあったりで リアルタイムで追っかけているのが 楽しくなる作品です 2019年1月18日(金)夜10時に まさかのNHKでドラマがスタートするので…楽しみですね ***** ※こちらのレビューはYoutubeにアップしている音読レビューを 文字起こし、修正したものです https://youtu.be/AN9IHe5TEHk

by 相田コメゾウ (268)
『とべっ!!luck★rock★girl』の書影

とべっ!!luck★rock★girl

159

発刊: 2013.3.3 ~

既刊2巻

この音楽が、このマンガが世界を変えるッ――!!!何をやっても上手くいかない超不運な派遣社員・ケンが出会ったのは、スーパーぶっ飛んでスーパーラックなROCK女子高生・ネオンで…!?

『生きてるうちに推してくれ』の書影

生きてるうちに推してくれ

3.22

(15件)

発刊: 2023.0.4 ~

既刊3巻

『トクサツガガガ』作者、新境地コメディーファンは霊だけ!?な崖っぷちアイドル、生臭坊主と“祓い屋”始めました――幼い頃から奇怪なものが“視”える体質のせいで、ぼっち人生まっしぐらだった吉良ミサキ。そんな人生を変えたいと上京したところ、なんとスカウトされ、アイドルデビュー!キラキラアイドル生活スタート!と思いきや、推してくれるのは霊ばかり・・・アイドル生活も上手くいかず、クビ直前の日、不思議な力を持つ坊主に出会い――!?

作品レビュー

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3.3

20巻まで読みました

特撮好きをひた隠して生きている26歳OL「仲村叶」が、日々のもやもややいざこざを、過去に見た特撮ヒーローの名場面から解決法を見出しながら乗り越えてゆくという作品。
過去作のリメイクが受け入れられない懐古厨が現れたり、気合を入れ過ぎて最後まで作られない作品があったり、視聴時におもちゃの売上や新人俳優の滑舌が気になるなど、特撮好きあるあるが取り上げられる展開が多いです。
その一方で、日々の暮らしで発生する辛いことや悩み事を抱えた時、特撮ヒーローの名場面が想起させて助言が与えられ、結果、前に進む勇気が得られるという展開も多々あります。

ちなみに私もたいがい特撮好きですが、特撮により勇気を与えられるとか生き方を学んだとか、そういうことって無くて、「すげぇかっこいい」以外の感想は基本的にないです。
そのため、特撮あるある的なところはくすりときましたが、本作の主人公には、あまり感情移入することはできませんでした(そもそも私的には平成以降よりも、昭和初期の特撮の方が好みということもあり)。
また、タイトルから特撮好きの男性向けのような感じを受けますが、どちらかというと女性向けな内容と感じました。

女の子が特撮好きということに偏見のある毒親とのバトルと、特撮好きだったが親に受験を優先するよう言われている少年の心の扉を開くことが終盤のクライマックスで、ストーリーはあってないようなものです。
基本的に一話完結で、話数が進む毎に、ヒーローショーで知り合った特オタ仲間の「吉田さん」、見た目ヤクザの女児アニメ好き「任侠さん」、無愛想で取っ付き難いが実はドルオタだった「北代さん」などなど仲間が増えて、一緒に旅行に行ったり、料理をしたり、DVDの試聴会をするようなストーリーも多くなります。
最後は各キャラのその後が描かれていて、最初はボッチだった仲村さんでしたが、たくさん仲間と色んなことをしてきたんだなあと思うと、ちょっと思うものがありました。
ただ、面白かったですが、20巻は長いと感じたというのが正直なところですね。
途中から展開がパターン化してしまって、起伏が無くなってしまったのが残念でした。

トクサツガガガ

レビュー(69)件

完結・全20巻

1.3

面白いと思えるシーンがなかった

トクサツガガガ

レビュー(69)件

完結・全20巻

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