いましろたかしさんの作品の書影

いましろたかし

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作品数:21

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22

「男たちの結末に、僕は泣いた」山田孝之、絶賛。そして、佐藤健、荒川良々とともに、映画化へ! 狩撫麻礼&いましろたかし、漫画界最狂のタッグが放つ、二十世紀最後の大傑作、衝撃の復刻。 最底辺のアウトローが、この世界の“核心”へ肉迫する。現代の奇書!

『完結版 デメキング』の書影

完結版 デメキング

3.46

417

発刊: 2007.6.4 ~

通常版・他1作品

いまこそ読まれるべき怪物的傑作、「完結版」となってついに復刻!! 【本書収録内容】 ●新たに描き下ろされたエンディングを含む『デメキング』最終完全バージョン! ●幻のプロトタイプ版『DEMEKING』も18ページ分、フル収録! ●いましろたかしがすべてを語りつくす、1万5千字インタビュー!(聞き手・大西祥平) ●『20世紀少年』との意外な関係とは!?――浦沢直樹氏による『デメキング』解説

ビジネスジャンプで連載されていたが、連載途中で打ち切りとなり、打ち切りの数年後に単行本化し、さらに数年過ぎてラスト数ページ加筆されたのが、完全版と銘打たれた本作です。 完全版である本作発売の数年後に映画化されました。 映画が特撮映画というところで私のアンテナに引っかかり、その原作漫画である本作の感想を色々読んでみると評価する声が多く見られたたため、興味が出て読んでみました。 内容はゴリゴリのガロ系です。(ガロで掲載されていたわけではないですが) ストーリーは非常に説明しづらいのですが、ある男が怪獣を倒すため戦う話、ということでいいのだろうか。 手元のコミックの帯には「未知なる怪獣と戦う男!!」というアオリが記載されているので要約すればそういうことでいいのだと思います。 ただ、作中「怪獣」は数ページ、それも足だけしか表示されず、見えているのは主人公だけ、物語を追っている読者としても怪獣の出現は主人公の妄想なのか現実か判断がつかない感じになっています。 妄想と片付けるには不可解に取れるシーンがあり、つながっていないようでつながっているようで、やっぱりつながってないんじゃないかと勘ぐりたくなるストーリー展開です。 正直、人を選ぶ作品だと思います。 ストーリーの最初の舞台は1969年 瀬戸内安芸ノ浜市。 そこに暮らす高校生3年生・蜂谷浩一が本作の主人公です。 蜂谷は自身を天才と思いながらこの街でぼんやりと過ごし、漠然となにかすごいことをやりたいと考えているが具体的なものはない青年です。 高校卒業後、流されるようにテーマパークで働き始めますが、そんなある日、海辺で紙の入った瓶を拾う。 瓶を開封し半紙を広げると今まで見えなかった怪獣・デメキングが地球を破壊する光景が見え始める。 そこで怪獣に踏み潰された子供が、自分の知っている少年の未来の息子であることに気づいた浩一はそれがただの幻覚でない、未来の世界であることに気づくというストーリー。 というか、正直なところストーリーが理解できたのがそのあたりまでで、以降は、何をすればわからなくなった鉢屋がダメ人間になって、東京に出て結局何もしない話になっています。 連載時には仲間と飯を食いに行くシーンで打ち切り終了となりますが、完全版である本作はすごい衝撃の展開を加筆し終了します。 この終わり方は賛否の賛の方を聴くことがなく、唐突に打ち切られた漫画を十年単位の時を経て数ページの追加でちゃんと完結させろというのも無茶な話なので仕方ないっちゃそうなのかもしれませんが、伏線も何もない突然過ぎるカミングアウトで幕を閉じるため、普通に「はぁ?」となります。 好きな人はすごく好きなんだろうなというのも分かるのですが、総評として個人的にはいまいちでした。 サブカル好きな層には受けそうな気がします。 映画をこの後見ようと思うのですが、果たしてこの作品を映画作品としてどうまとめてくれるのだろうか。

by うにたべたい (327)
『初期のいましろたかし』の書影

初期のいましろたかし

3.63

380

発刊: 2002.6.1 ~

既刊1巻

   いましろたかし最初期の連載作品である「ハーツ&マインズ」と「ザ☆ライトスタッフ」を一挙再録。さらに、単行本未収録だった短編4本と、松本大洋、糸井重里、新井英樹、松尾スズキ、呉智英といった多数の著名人からの祝辞を追加収録した、題名どおりの豪華な作品集。 <p> 「ハーツ&マインズ」では、若者、というには少しだけ年をとってしまった登場人物たちの、なさけなくてかっこ悪い日常がギャグタッチで描かれる。安アパートで夜ごと「もてたい」とうめく日払いバイトの男。はっきりと人にものが言えず小心者で、いつも貧乏くじを引かされるまじめな青年。あまり深くは考えないが行動力だけはある、焦燥感むき出しの自称硬派…。 <p>   いましろたかしの描くこれらの男たちは皆、「おかしいなら笑えよちくしょう、こういう風にしか俺は生きられないんだよ!」という魂の叫びを発している。だから、他人とのかかわりあいや世間との折りあいについて、少しでもつまづいたり悩んだことのある人なら、彼らの行き様に胸を打たれるところがあるに違いない。あまりにも自分の本音に素直で、嘘をつけない彼らは、社会的にははみ出し者だが、実はとても男らしいとすらいえるのだ。せつなくも熱い男気が、おかしくも胸にしみる。 <p> 「ザ☆ライトスタッフ」は「ハーツ&マインズ」と登場人物が一部重複しているので、ある意味続編といえるが、前作のヒリヒリした緊張感が緩和されている分、枯れた穏やかさがたち込め、こちらもまた実に味わい深い。追加収録の短編では、どうでもいいように見えるけどやっぱり深い人生の隙間が垣間見える。この一連の作品群の中には流行も幻想もカリスマもいない。ここにはただ、男の真実のブルースがあるのみだ。(横山雅啓)

狩撫麻礼といましろたかしという裏漫画界が生んだふたりの異才が生み出した傑作「ハード・コア」が遂に復刻!!

『ららら劇場』の書影

ららら劇場

3.23

306

発刊: 2005.6.1 ~

既刊1巻

数々の熱心な読者、特に現役の一線級の漫画家に圧倒的な支持を得る“いましろたかし”!! そんな彼の短編集が電子化!!

『釣れんボーイ』の書影

釣れんボーイ

3.04

291

発刊: ~

既刊1巻

   コミックビーム誌での長期連載を一挙にまとめた、全49話800ページ超の、実にボリュームのある1冊。 <p>   この800ページ超をフルに使って、職業としている漫画描き以上に趣味である釣りを愛する「ヒマシロタケシ先生」の日常が、ゆったりとあるがままに描かれる。決して売れっ子ではないため、時間にゆとりのあるヒマシロ先生は、日々、泡のように浮かび上がる煩悩を抱き続ける。そんなに根性はないし、働きたくないが、働かないと釣りができない。そんな当たり前の、厳然たる事実を前に、かったるいなーとごろごろし、でもやらなきゃとまじめに机に向かい、次のコマではまたごろごろ。こういう感覚は、特に社会人なら誰もが抱いたことのある感覚かもしれない。 <p>   あまりにも自分に正直なヒマシロ先生の、日々の本音のつぶやきは、それゆえにすごく味わい深い。いい仕事ないかなー、マッサージの若い女の先生魅力的だなー、などと脳内で浮気をしても、けっきょく今の仕事や妻を放棄することができないヒマシロ先生のやることなすことには、決してカタルシスはないが、激しく共感を呼ぶものがある。一見手抜きに見える簡素な作画も、話のやるせなさと見事に合致して、ある意味ワビサビの境地とすらいえる雰囲気を醸し出している。 <p>   基本的に釣りのシーンが多いが、釣りに興味のない人に向いていないわけではない。日々、疑問や不満を抱いていたり、ぽんぽんと妄想を膨らませても、一線は超えることは決してできない人には、何かしら感じて笑えて、しみじみさせるところがきっとあるだろう。もちろん、趣味人には強くおすすめできる。(横山雅啓)

『新釣れんボーイ』の書影

新釣れんボーイ

3.04

290

発刊: 2016.9.1 ~

既刊1巻

縦横無尽、やりたい放題の鬼才・いましろたかし!! ダメな釣り好き男の日常を描き、大評判になった「釣れんボーイ」の続刊である!!

『永遠のケツ』の書影

永遠のケツ

3.33

287

発刊: 2015.1.3 ~

既刊1巻

立ち食いソバ屋の店長・西条ひろしは、女のケツばかり眺めている、一介のスケベオヤジ。だけど、そんな俗物の彼にも時代の波は容赦なく襲いかかるのだった!! でもやっぱり女のケツは良いざんす!!

『盆堀さん』の書影

盆堀さん

3.45

286

発刊: 2007.8.2 ~

既刊1巻

一度読んだら病みつきになる“いましろ”ワールド! いましろ節ここに復活。おもろうて、やがて哀し。

見知らぬもの同士が、偽りの家族を構成するという仕事…その依頼者、“タコポン”と呼ばれる謎の存在は、彼らに、様々な「指令」を突きつけてくるが…?越境する魂の漫画原作者・狩撫麻礼が、現時点では狩撫名義で書いた最後の作品であり、圧倒的なボリュームを誇る最大の問題作。描くは、これも日本漫画界に突出する個性、いましろたかし!地獄のタッグが放つ、「物語」に、震えろ!

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