【電子限定!描き下ろし特典ペーパー&雑誌掲載時のカラー扉収録】[私の少年]の高野ひと深最新作!ヤマシタトモコ氏推薦!!!【一緒に戦おう。クソみたいな世界でもがく私たちのクソみたいな毎日を知っている「私たち」がこの中にいる。】女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望する諫早依知(30)。 仕事相手からのセクハラにも、変質者との遭遇にも飽き飽きだ。そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。 15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。依知の護身のための奇抜な解決策を蒔人が提案したり、イレギュラーな事態に弱い蒔人の探しものを依知が手伝ったり。凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき……?これは、現実を生き抜くあなたの手を取る物語。『私の少年』の著者が放つ、世界に風穴を開ける第1巻!
女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望するヒロイン・諫早依知。 そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。 15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき…? 高野先生の覚悟を感じる作品だなぁと感じた。女性であるがゆえの生きづらさ、男性からの性的目線などめちゃくちゃしっかり描いていらっしゃる。そのため、男性が全員悪で、蒔人みたいなイレギュラータイプは正とされてしまっているので、そこに疑問や批判を言う人がいるだろうなぁと思いました。フェミニズムをテーマとしているため、それぐらいの表現は必要になってくるとは思うので、そこの点含め、この作品を執筆するのに相当な勇気が必要だっただろう、と感じました。そんな先生の熱量が感じられる良作です。 しかもただただ女性の生きづらさを描き続けるのではなく、SFチックな要素を1巻のラストに出してきて、続刊を買わざるを得ないストーリー展開になっている…!!フェミニズムを説くだけだったらただの評論にすぎないけど、しっかり"漫画としての面白さ"を盛り込んでくれています。 "エンタメばかり選んでいたら人は死ぬ"そんな考えに至ったこともなかったので、すごく考えさせられました。エンタメを積み重ねていけばいずれ人は耐えられなくなる。怒りたいときに怒りを選択できなくなるなぁと。 ぜひ、一度読んでみて考えてみてほしい作品です!!
by れとれとさん (961)天気予報が存在するたったひとつの意味、それは―――仕事はできるが難のある性格が災いして派遣先をクビになった雲田彩(ルビ:くもたあや)。彼女が新しい職場・気象庁気象研究所で出会ったイケメン研究官”雲王子”こと晴原勘九朗(ルビ・はるはらかんくろう)には、もう一つの顔があった。それは自然災害から人命を守るために活動する【SDM本部(特別防災対策本部)】の一員として災害発生現場の最前線で奮闘する姿で―――。集中豪雨、河川氾濫、台風……。命を守るために、出来ることは、やるべきことは……!?知恵と知識で気象災害から命を守れ! 気象災害に立ち向かう本格ドラマ! 出会いと誓いの第一巻!【著者プロフィール】著者:小沢かな漫画家。イラストレーター。青い空好きが高じて、自家用操縦士(上級滑空機)の資格を取得。空に関する作品を多く手がける。著書に『ブルーサーマル- 青凪大学体育会航空部-』(新潮社)、気象絵本『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス/イラスト担当)など。講談社「ハツキス」にて『野々宮月子はいつも眠い』連載中。Twitter:@kana_ozawa_blueFacebook:@kana.ozawa.bluethermal監修:荒木健太郎雲研究者。気象庁気象研究所研究官。博士(学術)。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。著書に『雲を愛する技術』(光文社)、『雲の中では何が起こっているのか』(ベレ出版)など。小沢かなとの共著に『せきらんうんのいっしょう』『ろっかのきせつ』(ジャムハウス)がある。Twitter:@arakencloudFacebook:@kentaro.araki.meteor
「おっ俺がシニアに昇進!?」 ゲーム開発会社サイバーコネクトツーの3Dアニメクリエイター。新堂龍也30歳。入社9年目にして、中間管理職のプレイングマネージャーに昇進を果たす。しかし、龍也を待ち受けていたのは、仕事報告を嘘つく年上の部下。上田や、やる気はあるが仕事の遅い新人社員。久井田、合理的に仕事を進めることしか考えない魚川といった、ひと癖もふた癖もあるメンバーばかり。試練続きの毎日ではあるが、ユーザーの笑顔のため日々ゲームを作り続ける!! ―「それでも俺は――ゲームの力を信じたい だって俺は―― ゲームクリエイターだから」 その他、単行本だけの描き下ろしエピソードとして、龍也のことをきびしく指導しつつも暖かく見守ってくれている上司。穴井の若いころを描いた漫画や、原作者によるコラムなども収録。
免疫系の病気を持っている麦巻さとこ。週4回のパート暮らし。お医者さんから「婚活でも」と勧められたけれど、さとこが決めたのは家賃の安い団地への引っ越し! 面倒見の良すぎる大家・鈴さんとその息子・司との交流や、団地ののどかな時間に心身ともに癒やされて…。
2175年、ヒューマノイドも治す研修医・須堂光は、AIを診て、ヒトを見る。子供を授かり喜ぶ母親、電脳ウイルスに感染されたとされる少年、医療用ユニットに入り生き長らえるAIを嫌う頑固な老人…。様々な患者と向き合う至極のストーリー5篇を収録。