貸本漫画を描いていた安井は生活に困窮し、A氏の仕事を手伝うことに。そこには英文科を出てアシスタントをしている変わり者の奥田がいた。彼はA氏のもとを辞める時、3年も他人の絵を描き、自己表現ができないことに苦しくなったと嘆く。理想と現実のギャップに悩む、貸本漫画の末期を描いた異色作、ある無名作家の他、池袋百点会・隣りの女 の全3編を収録。※作品は1984年に発表されました。
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発刊: 2015.07.29 ~
完結・全1巻
新刊通知
a健太は実家の愛犬の手術費のため、日給が良い漫画アシスタントの仕事についたハズだったのに…雇い主の夏川は基本装備がハダカで、毎日セクハラをしてくるBL漫画家だった!? しかもムカつくことに、無駄にイケメン!! 黙っていればカッコイイのに、口から出る言葉は「おまえの(下半身)さぞかし、おいしいんだろうな」とか、「俺はこの画像(健太の写真)を今晩のオカズにするぜ」…ナチュラルにセクハラ発言、ダメだ残念すぎる…。ダメな人間だと呆れていたハズなのに、セクハラの合間に時折みせる、男らしさと、優しさに…不覚にもときめいちゃったりして…セクハラ作家とアシスタントの恋の攻防戦、果たして勝者はどっち!?