恋は罠のようなもの。エサをまいて、おびき寄せて。だけど食べたいだけエサを食べたら、結局みんな飽きて去ってしまう…「先生は、私のこと最後まで食べてくれますか?」「愛は食べるものではなく、育むものです」ちょっとエキセントリックで寂しがり屋の女子高生と、教育実習生。2人きりの美術室で、「育まれた」ものは…?まるで映画のような画面。「光」、「音」、「匂い」まで感じそうな卓越したセンスを持つ登田好美が、特に「季節と空気感」にこだわった珠玉のよみきりを4編収録。表題作「恋はいつも食べかけ」は春、続く3編はそれぞれ夏・秋・冬を舞台にしています。じわりと胸に響く登田ワールドを是非体験してください!
子どもの頃から背が低く、中学時代の初恋の彼にも「どー見ても小学生じゃん」…とフラれたつぐみ。自分に残された道は、女磨きしかないと心に誓うが…。そんなある日、各クラスの代表が集まって、サッカー部の親善試合の応援をする「チア係」をやることに。チア経験者・クレアの家で、本場のチアの映像を見せてもらったつぐみは、みんな笑顔で、会場全体が一体になる雰囲気に心を奪われる。もう後悔したくない。コンプレックスに逃げていた自分を変えたい。新しい自分に生まれ変わるために、もっと高く飛びたい…!その日から、つぐみの熱血チア生活がスタートしますが…!?読めばきっとパワーをもらえる、きらめき青春ストーリー第1巻です!