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発刊: ~
既刊2巻
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a11世紀初頭、紫式部によって書かれた『源氏物語』は、平安朝の宮廷を舞台に貴族たちの人生の錯綜を描いた世界初の長編物語。その後古今東西貴賎を問わず1000年にわたり読み継がれてきた「源氏」は、時代とともにさまざまに変容してきた。絵画や工芸、能、現代日本語訳に外国語訳、コミック…。そして、21世紀を目前にして、さらに進化したバイリンガル・コミックとして新たな姿を現したのである。 <br>大和和紀のコミック版源氏物語「あさきゆめみし」は、原典をしっかり読み込んで書かれた「名著」。コミックでは絢爛豪華な宮廷社会がビジュアル化され、はるか昔の世界を容易にイメージすることができる。それに、宮廷の「公」生活よりも、恋愛の苦しみ、舅姑、親子の確執に悩む「私」生活が中心に描かれるので、そこで繰り広げられているのは厳かだけれども結構赤裸々な日常会話。バイリンガル・コミックは英会話の練習帳にもなりそうだ。 <br>ちなみに、「若紫」の巻で光源氏が紫の上に出会う場面はこうなる。 <p>「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠(こ)めたりつるものを」(原文) <br>「雀の子を 犬君(いぬき)がにがしてしまったの 伏せ籠(ふせご)にいれてあったのに」(現代文) <br>"I was keeping it under an upturned basket ... Inuki let the baby sparrow go!"(英語訳) <p>外国でも人気の源氏物語だから、世界中の日本文学研究者にとってもありがたい本。(松本肇子)
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発刊: 2006.06.01 ~
既刊4巻
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a229
発刊: ~
既刊2巻
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発刊: ~
既刊2巻
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a新世紀によみがえる陰陽道の恐怖。夕暮れ時の電脳都市TOKYO…、陰と陽の裂け目に異界への扉が開いた。伝説の天才陰陽師・安部晴明の再来か。正体不明の妖女陰陽師。使者の魂魄を操り、式神を使役し、自然現象すら思いのままにする霊的パワーが制御不能のまま暴走する時、史上最悪の災厄が………。収録作「プロローグ受胎告知」ほか、「第一話奪われた性夢」「第二話呪禁」「第三話除魔」「第四話もうひとつの陰=エクソシスト」「第五話もうひとつの陽=式撃」「第六話もうひとつの陽=恐喝のボランティア」「第七話怒る女陰」「エピローグ陰陽師の生理痛」を含む全8話を収録。