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発刊: 2010.08.12 ~
完結・全3巻
新刊通知
aオークション会場から突如消えた人骨が、美少女鑑定士・椿カムイに持ち込まれた。「アナスタシアのひ孫」を自称する美青年・瀬名が、骨はロシア帝国最後の皇女アナスタシアのもので、自分との血縁関係を証明してほしいというのだ。それはロマノフ王家の秘宝をめぐる謎ときのはじまりだった!
病をもたらす疫神(えきしん)を祓う夏の京都の祭り・祇園祭(ぎおんまつり)。 疫神を引き寄せて祓う人の姿をした「山鉾(やまほこ)」と、一緒に空を飛びながら彼らをサポートする 人間の「衛り方(まもりかた)」は、ふたり一組でバディを組む。 優秀な兄・隼(じゅん)の後任として、山鉾のリーダー的存在である薙(なぎ)と組む事になった高所恐怖症の鴎(かもめ)。 不甲斐ない想いを抱える鴎と、準と比較して苛々する薙のふたりは、果たして信頼関係を築けるのかーー…。 表題作のほか短篇「泣かぬ神は身をこがす」も収録。 薙と鴎の和風バディ・ストーリー