東京。繁華街から離れた閑静な住宅街で連載漫画家を目指す青年・藤原秋。ある日、隣の部屋に新たな住人が引っ越してきた。その隣人は藤原の高校の恩師・仲井間真。偶然の再会に喜ぶ二人。しかしその晩。藤原は耳にする。隣の部屋から漏れる、仲井間の嬌声。自らの欲望を抑えられず、藤原は隣室を覗き込む。そこにはかつての恩師のあられもない姿が…!? 隣人愛欲物語。淫靡の世界の幕がいま、開く。
みんな本当は 好きでしょこういの? 背徳の隣人愛欲物語。 漫画家を目指す青年・藤原秋(ふじわら・あき)が 住むのは2年後に取り壊しの決まっているボロアパート。 そのお隣に、高校時代に憧れて、告白もした先生、 仲井間真(なかいま・まこと)が引っ越してきた。 懐かしいねぇと盛り上がるも しかし彼女は半年前に 結婚して人妻になっていた。 じゃあ、この話はおしまいですね。 と、言いたいところなんですけど そう、ボロアパート+お隣+新婚 =夜の営みの、先生の大きな喘ぎ声がダダ漏れなんですね。 その声に劣情を催して欲望を抑えきれずに ベランダから隣を覗き込む秋くんは あられもないかつての恩師の姿に興奮を隠し切れません。 そんな中、先生の旦那さんの出張が入りまして… 新婚で性欲を持て余す先生と おっぱいの吸引力には抗えない秋くん 残されたふたりはどこまで進んでいってしまうのか… ちょっとずつちょっとずつ… 目隠しに、おもらしに… 深みにアブノーマルに落ちていく… という感じの話なんですけれど。 なんといっても魅力は 背徳感溢れるシチュエーションと 艶々先生の絵のタッチですね 成年コミックで慣らされた手腕で いわゆる萌え絵タイプとはちょっと違う作風で あ、でも途中の4コマや劇中劇を見てると 敢えての作風だとわかりますので 肉付きもよく、乳輪とアヘりかけている 顔の描写なんか最高ですので ぜひそのままで居て頂きたいんですけれども…!! 絵も最高なんですがストーリー、 シチュエーションもドキドキが止まらないというか この作品凄いのは ふたりはヤってないんですよ なのに…下手なエロ漫画よりエロい!! ここまで焦らしますかという 引きの強さで気づけばどんどん 読まされているという感じですね もうひとりのヒロイン、 マンガのアシスタントをしている メガネ居乳のまさみちゃんも 秋くんを狙っていまして… このふたりの女の攻防戦もね 見ものでございます。 見ものといえば話数ごとに心の声=モノローグする キャラが変わる仕組みになってまして たまに別キャラ視点で同じ話をやるのも面白いポイントですね ええこの時、先生こんなエロい事考えてたんですか?! そりゃあ たまりませんねみたいなね そして、冒頭で書きましたが 2年で退去しなきゃいけないアパートに住んでいるので 不倫で堕ちていくことと、この隣人生活が長くもたないこととで 「落日の」というタイトルだと思うんですけれども ずっと焦らされていたいんですけれども その取り壊しの日が来て…どうなるのかも非常に楽しみです。 ***** ※このレビューは https://youtu.be/5y4W-I2gZYE で音読レビューしたものを文字起こししたものになります
by 相田コメゾウ (267)3.00
1753
発刊: 2017.06.16 ~
完結・全4巻
新刊通知
a「ホンモノのJKにはできないこと、教えてやるよ」 求職中の花・25歳。突然の親戚からの依頼で、 不登校の従妹・16歳の替え玉として高校に通うことに! 見た目もソックリでバレないはず…と潜入した登校初日。 なんと、現役高校生時代の同級生・蟹江が先生として登場!? 黙っててほしい、とお願いした花に、蟹江からのオトナな指導が始まって…!? 「男を黙らせるにはどうしたらいいか…わかるか?」 保健室、偽物の制服をほどかれて悶えるカラダ。 秘密に秘密を重ねて、もう逃げられない――…!
工藤圭介、42歳。GT-R専門のチューニングメーカー代表。彼の作るGT-Rは、絶品といわれ、数々の走り屋たちを魅了していた。彼のもとに、元嫁と暮らす一人娘が現れる。久しぶりの二人でのドライブ。その時、すごい走りをする、ポルシェターボに遭遇する。
3.30
437
発刊: 2021.08.27 ~
既刊8巻
新刊通知
a「GUNSLINGER GIRL」の相田裕、最新作!!明治、東京。幕末に死に損ねた武士・春安は、死に場所を求めて大久保利通の暗殺計画に手を出すが「不死」の力を持つ少女・シノに暗殺を阻まれる。ようやく死ねると思った春安だったが、シノは自らの「不死の母を殺し、自分も死ぬ」という宿願を果たす為に春安を助け眷属とする。しかし、母殺しを目指す中で明治政府、不死の兄弟たちが立ちふさがり…!?不死の少女が血を流し命を燃やす、明治浪漫譚!!
高校を卒業し妹の治療費のためバイトに明け暮れていた虹野の前に、「運命」が現れた。白髪長身圧倒的威圧感をもつ男・白夜──(太古の昔から生きている伝説の竜らしい)に拉致され、アっ…という間に服を剥かれ意識を飛ばすほどのSEXをしていた。妹の治療費を条件に白夜に囲われることになった虹野だが、反発心はふくらむ一方。しかし、普段は冷たいくせにSEXのときだけ虹野しか見えていないぐらい貪るように夢中になる白夜に胸がとき…め・・・?!二頭の竜×運命の物語☆[白竜編][黒竜編]同時収録!【カバー下(2P)を巻末に収録配信!!】
370
発刊: 2015.01.16 ~
完結・全3巻
新刊通知
a「知らなかったよ、義姉さんがこんなにイヤらしかったなんて。こんなカラダをしていたなんて……」不運続きの末、友人の借金のカタに体を売らされそうになっていた麻衣子の前に、15年間一度も会うことのなかった義理の弟・東理が突然現れた。「その借金、義姉さんに代わって俺が払ってあげてもいいよ。その代わり……」と東理が要求してきたのは、なんと麻衣子のカラダ。敏腕の若手実業家に成長していた東理は、人間的にも社会的にも麻衣子を自分のものにしようとする。拒みたいのに拒めない。15年前と同じ、東理のこの目に見つめられてしまったら……!15年前、二人の間に何があったのか?そして、大人になった二人が今度こそ選択する、「正しい答え」とは?傷付け合い、ときに逃げ出しながらも二人一緒の想いを育んでゆく、不器用な義姉弟の恋物語。
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー&雑誌掲載時のカラー扉収録】[私の少年]の高野ひと深最新作!ヤマシタトモコ氏推薦!!!【一緒に戦おう。クソみたいな世界でもがく私たちのクソみたいな毎日を知っている「私たち」がこの中にいる。】女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望する諫早依知(30)。 仕事相手からのセクハラにも、変質者との遭遇にも飽き飽きだ。そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。 15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。依知の護身のための奇抜な解決策を蒔人が提案したり、イレギュラーな事態に弱い蒔人の探しものを依知が手伝ったり。凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき……?これは、現実を生き抜くあなたの手を取る物語。『私の少年』の著者が放つ、世界に風穴を開ける第1巻!
女であるゆえの生きづらさに、日々新鮮に絶望するヒロイン・諫早依知。 そんな彼女の元へ、元同級生の正木蒔人が突然会いに来た。 15年前の出来事の礼に来たと言う彼を依知は警戒するが、独特なペースで生きる蒔人は依知を全くおびやかさない。凸凹なふたりは互いに助け合う仲になっていき…? 高野先生の覚悟を感じる作品だなぁと感じた。女性であるがゆえの生きづらさ、男性からの性的目線などめちゃくちゃしっかり描いていらっしゃる。そのため、男性が全員悪で、蒔人みたいなイレギュラータイプは正とされてしまっているので、そこに疑問や批判を言う人がいるだろうなぁと思いました。フェミニズムをテーマとしているため、それぐらいの表現は必要になってくるとは思うので、そこの点含め、この作品を執筆するのに相当な勇気が必要だっただろう、と感じました。そんな先生の熱量が感じられる良作です。 しかもただただ女性の生きづらさを描き続けるのではなく、SFチックな要素を1巻のラストに出してきて、続刊を買わざるを得ないストーリー展開になっている…!!フェミニズムを説くだけだったらただの評論にすぎないけど、しっかり"漫画としての面白さ"を盛り込んでくれています。 "エンタメばかり選んでいたら人は死ぬ"そんな考えに至ったこともなかったので、すごく考えさせられました。エンタメを積み重ねていけばいずれ人は耐えられなくなる。怒りたいときに怒りを選択できなくなるなぁと。 ぜひ、一度読んでみて考えてみてほしい作品です!!
by れとれとさん (956)3.23
278
発刊: 2019.09.02 ~
既刊2巻
新刊通知
a…弟だなんて、知りたくなかったな高校3年の春、遠坂和泉は弟・矢野馨と再会した。両親の離婚で離ればなれになって7年、寮の相部屋で再び一緒に生活することに。低くなった声、赤く染まった髪、大人びた表情、知らない名字……何もかも変わってしまった彼に最初は弟だと気づかず惹かれていく和泉。兄弟同士のはずなのに、胸に芽生えたこの感情は…?
3.30
272
発刊: 2020.02.21 ~
完結・全3巻
新刊通知
aいつか雨が上がるように、僕らはゆっくり恋していく――。東京で暮らす社会人の奏(かなで)は、ゲイであることを隠し、もう恋はしないと心に決めていた。そんなある日、奏の前に、高校時代の親友であり、かつて「特別」な想いを寄せていた相手でもある真城(ましろ)が現れる。6年ぶりの再会。動揺する奏に対し、真城は信じられない言葉を口にする。これは「押し強めな天然男子×ネガティブピュアボーイ」の、涙が出るほど不器用で温かい恋。 連載話の続きの第6話は、コミックスのみの約30ページ描き下ろし。
260
発刊: 2016.06.10 ~
完結・全1巻
新刊通知
a「私のナカを押し拡げながら、大和が入ってくる……」東京で役者を目指す山打みなみは、ある日偶然、10年前に離ればなれになっていた初恋相手の大和と再会する。二人が高校生だった10年前、大和は突然みなみの前から姿を消してしまっていた。どうして一言もなくいなくなってしまったの?あのとき大和に何が起きていたの…?再会した二人は、空白の時間を埋めるように互いのカラダを激しく貪り合う。初めて感じるカラダの快感と、大和への再びの恋心を自覚していくみなみ。だが大和には、みなみと結ばれることのできない“ある事情”があって……?すれ違う二人の微妙な心情ともどかしさを、確かな画力と重厚なストーリーラインで繊細に描ききった話題作!
"有名な大物実業家の愛人の娘として生まれ、自立心が強く、なにより「本物の愛」の存在を信じないバーナデット。けれど24歳の誕生日を迎えた夜、若き大富豪との予期せぬ再会が、その揺るぎない思いを変えることになる!誰の力も必要としないバーナデットの心を溶かし愛を奪おうと巧みな言葉を仕掛けるダントン。毎年断り続けてきた、父の家で行われる創業記念パーティー。彼の挑発をうけて参加した仮面舞踏会で誘惑的なゲームに挑むバーナデットだったが…。仕事も恋もゲームのように楽しむダントン。彼の所有する島のリゾート開発をめぐって、南の楽園で1ヶ月間ともに過ごすことになったバーナデットの愛と運命の行方は!?"