虹ヶ原ホログラフ

浅野いにお

3.36

4694

発刊:2006.07.26 〜

既刊1巻

『虹ヶ原ホログラフ(1)』巻の書影
WESTRIVERさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

人間の狂気や本能、心を掴まれる浅野いにお先生の世界観満載!

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.36

94件の評価

4.6

1巻まで読みました

様々な人物の過去と現在が折り重なるように物語られ、事件の真相や彼らの事情が明かされるものとなっています。

浅野いにお作品ですが、おふざけは無く、展開は終始シリアスです。
一巻で完結ですが、展開は複雑で説明が少ないです。
状況や顔の形から各キャラの過去と現在を紐付ける必要があり、2度3度読むことでようやく理解できる部分も出てきます。
ただ、展開は分かりやすく、文字が多い訳でもなく読みやすいです。
北野武監督が著書の中で"映画は因数分解"と表現していましたが、本作はそういう意味で"マンガの因数分解"が効果的にできている例だと思いました。
無駄がなく、構成が素晴らしいと感じました。

登場人物は複数いますが、誰が主人公というのは断じ辛いです。
強いていえば、物語の開始時に小学校に転校してきた鈴木アマヒコと、イジメっ子の小松崎航太が最重要人物と言えると思います
もう1人、キーキャラクターとして「木村 有江」という同級生の少女がいるのですが、彼女は不審者による婦女暴行を受けた後、イジメにあい、街の中にあるトンネルに転落して意識不明となっています。
クラスに馴染めないアマヒコを心配する担任教師はこの事件で襲われている生徒を救うため大怪我を負っています。
また、同じく教師の男は、後に父の経営するスーパーの支店長となり、木村有江の父と航太はそのスーパーの従業員となっています。
また、航太は有江の父のある黒い感情に気づいている。
有江の父とアマヒコの父には知られざる秘密があるなど、ストーリーを要約することはもはやできない複雑にほつれた、だけど一つ一つは日常に紛れるようなストーリーとなっています。
すごい作品です。おすすめします。

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