マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
オノ・ナツメ
3.88
5136
新刊通知
発刊:2013.11.25 〜
完結・全6巻
98件の評価
ヤマモト ヤマト
4.6
頭空っぽにしてもっかい読みたい
まぐ
3.5
世界観がおしゃれ
せーふぁ
5.0
13の自治区から成るとある王国、そして王国の治安や国民の生活を保障する機関、ACCA(アッカ)。主人公は各自治区に支部がある、ACCA本部の役職付き。物語は、主人公が視察のため13の自治区を訪れていくうちに、大きな事件に巻き込まれていく・・・というもの。お仕事日常系からミステリへと変貌させる手腕が素晴らしい。オノ・ナツメ先生は淡々とした展開の中に、静かだけど熱く滾るものを描く作風だと思います。『さらい屋五葉』同様、本作もそうでした。一見シンプルそうに見えて、計算され尽くした画風なんでしょう。目線やセリフなしのコマ、その真意が2周目を読むと気付かされる。ミステリです。少なくとも2周しなくては本当に味わいきれませんね。
またたび
4.3
世界観好みすぎる是非刺さってほしいニーノ推し
ヒノデ
4.0
ACCA 13区観察課という漫画を読んだ。本作の著者(オノナツメさん)は、センスに溢れたミステリアスで魅力的な世界を読者にいつも見せてくれる。漫画作品を通して、これほどまで緻密に世界を作り上げることができる人が居ることに感心してしまった。オノナツメさんが描いた世界なら、実際に存在していても不思議ではないとさえ思う。本作では、13の自治区により構成されるドーワー王国が舞台として描かれていて、主人公(ジーン)がACCAという組織の観察課の副課長として各地を飛び回っている。13区にはそれぞれの特色があり、地域性やネーミングセンスなどに多くのユーモアが感じられるので見ているだけで楽しい。架空の世界を旅しているような気分になる。けれど本作はそれだけに止まらない。ページをめくるごとに具体性を増して輪郭がハッキリしていく世界に、一つまた一つと謎が浮かび上がっていく。全6巻、最後までどんな着地をするのか想像ができなかった。魅力的なキャラクターが続々登場するのも見所。個人的に、ジーンとニーノの関係性が好き。
おおがらす
3.6
ドーワー王国下の13の自治区と、それを統べる秩序維持機関であるACCA(アッカ)。ACCAからの駐在員を監督する監察課の副課長として、各自治区への出張、査察が主人公の主な仕事だ。しかし国の根幹を揺るがす陰謀が、本人も知らない内に、彼を中心に少しづつ動き始めていた…序盤は各自治区の美味しい名物を主人公が食べてるのが、わりと飯テロ。あとやたら美味しい食パン推しのヒトが多い。政治的な密会も食パン屋さんって…良いね!試食できるじゃん!!
ばんばん
架空の国の地区によって文化が違う様を主人公を通じて見せていく展開が面白い。そしてミステリー部分もあり、誰が敵で誰が味方なのか。世界観がいいと内容も相乗効果で良くなる。
漫画を探す
話題のニュース