ひぐらしのなく頃に 昼壊し編

竜騎士07

3.28

929

発刊:2009.12.22 〜

既刊1巻

『ひぐらしのなく頃に 昼壊し編(1)』巻の書影
いかさまさん、他1人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.28

25件の評価

3.8

1巻まで読みました

「ひぐらしのなく頃」にのファンディスクである「ひぐらしのなく頃に・礼」に収録されている短話、昼壊し編のコミカライズ。
昼壊し編は本編終了後、あるいはある世界線の中の話、または前日譚といった、明確にどの世界のいつという定義がされていないです。
"ひぐらしのなく頃に"の設定を用いた別作品になっていて、部活メンバーに富竹、鷹野、大石、赤坂などが登場し、ドタバタを繰り広げる内容です。

作者は、ひぐらしのコミカライズでは初出の佳月玲茅氏。
キミキスのコミカライズをやっていた方ですね。
絵は可愛らしく、内容的にラブコメに近い本作には合致していると思います。
ただ、太鼓っ腹の老獪刑事である大石だけは、可愛すぎて違和感がありました。

ストーリーは、古手家の秘宝・フワラズの勾玉の封印が解けてしまい、収められていた赤と白の勾玉を紛失してしまう。
その勾玉は赤い勾玉を持っている人は、もう白い勾玉を持っている人を無条件に求愛してしまうという恐ろしいものだった。
それを探す古手梨花と羽入。
一方で圭一とレナは、ゴミ捨て場で宝探しをしていたが、その帰りにレナは何かを飲みこんでしまう。
飲みこんでしまったのは赤い勾玉で、暴走するレナを食い止めるべく部活メンバーが奔走するという展開です。

全1巻で短く、ひぐらし本編に絡む話ではないので、公式のアンソロ的な作品ですね。
クールな鷹野さんがレナに口説かれちゃうシーンなどあって、楽しかったです。
ひぐらし本編完了後、よろしければどうぞという内容でした。

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