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モリエサトシ
3.14
1732
新刊通知
発刊:2013.02.20 〜
完結・全8巻
22件の評価
錦
3.0
師匠をひらがなで表記することにこだわりを感じたが、個人的には鼻についた。自分は囲碁は詳しくないが、それでも心理描写から面白さが伝わった。囲碁がわかればもっと面白く読めるのだろうと思う。ストイックさが良かった。
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このレビューにはネタバレを含みます。
2020/06/25、8巻。スポ根系?主人公が才能秘めてる系。困難も案外あっさり乗り越えて行くから見やすい。けど逆にそんな引き込まれもしない。1巻を部室で発見した。
相田コメゾウ
5.0
※こちらのレビュー文はYouTubeで音読したものの文字起こしになりますhttps://youtu.be/7MVUIv2hUwU本日ご紹介するのは囲碁マンガですえ? ヒカルの碁?いえいえ…ヒカ碁も言うまでもなく傑作で大好きですけどね。違うんですよこちらは少女漫画史上初めて囲碁を題材にしたキュンキュンしちゃう傑作ラブコメ。おじいちゃんに教わった囲碁。そのプロを目指す13歳…に見えない大人びた容姿の中学生見た目は大人 中身は子供黒髪ロングが特徴の烏丸和歌(からすま・わか)彼女は独創的な碁を打ち「相手に最も響く一手」を追及する子。そしてそんな和歌が 一手を最も響かせたいお相手は既に名人リーグ入りを果たしているプロで4歳年上の17歳ツンツンツンツンツンデレ師匠の鷺坂総司(さぎさか・そうじ)そう13歳と17歳。このふたりの年の差 師弟ラブコメ。この作品の一番の魅力は表情、ですね。うん、実はもう表紙の和歌ちゃんのリンとした顔にジャケ買いしたんですけど 大正解でした特に碁を打ってる時のねゾクゾクするような鬼気迫る顔がねぇえ?あれ?あの…女の子ですよね…?って顔が いいんですよ囲碁のルールはヒカ碁でなんとなーくざっくりと知ってる…いやこれ知ってるって言ったらダメなレベルの自分ですけどこの漫画、囲碁を題材にしてるんですけどほとんど説明がないんですなのに面白い。碁が全然わからなくても面白い。伝わってくる。これはほんと、凄いことですよ。いや一応、碁がわかんないって子も配置してもちろんきちっと監修の方もついてますしざっくり入門編的な説明はあるんですけれど・・・そしてコミックスのおまけの1/4スペースでもうちょっと碁については詳しくやってて そっちでも教え子と先生のスピンオフラブコメが展開してるんで最高なんですけれどおいといて。本編の方。この漫画の恋愛以外の部分も魅力的で囲碁に関わる人たち。その人間ドラマを色濃く熱く描いているんですよね。だからね、さっき言った表情が良いってのが最高に活きてくる。あの 性格や生き様って 囲碁の打ち方に出るんだそうです。たとえば主人公の和歌はどんな石も捨てられない子。ぜんぶ守り切りたい。だから弱い。けど、だから 強い。守りたいものがある。進みたい道がある。親には碁は反対されている。それでも大好きな師匠と打ちたい。そんなまっすぐな、まっすぐすぎる想いがイキイキと瑞々しく描かれていて何度も言いますが囲碁ぜんぜんわからなくて読んでるのに対局の描写に心が躍るんです。命を削るようなやりとりに、その気迫に圧倒されて燃えるんです。そして恋愛としては、そんな主人公の和歌を好きになっちゃう子がぞろぞろ出てきますはじめに名前を出した 囲碁以外の私生活がダメ人間すぎるツンデレ師匠・鷺坂総司を筆頭に和歌と関わりたいがためだけに囲碁をやっているヤンデレ幼馴染など個性豊かな面々が登場します。もちろん和歌への想いだけでなくそれぞれのキャラクターの囲碁への関わり方がみんな違って、みんな良い。それぞれに 違った魅力的なドラマがあります。そしてね、これ1巻もいいんですが2巻から爆発的に面白くなるんですよ巻数が進むごとに尻上がりに面白くなっていくのでぜひね、2巻までは読んで頂きたい作品ですね
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