文庫版 碁娘伝1

諸星大二郎

190

発刊:2007.06.01 〜

既刊1巻

文庫版 碁娘伝1巻の表紙

2007年06月01日発売

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『文庫版 碁娘伝(1)』巻の書影

文庫版 碁娘伝(1)のあらすじストーリー紹介

カスタマーレビューより。

 諸星ワールドが存分に楽しめる快作。
 「西遊妖猿伝」の竜児女の生まれ変わりとも言える、妖艶かつ剛胆、腕が立ち任侠に篤い、知性鋭い美女が大活躍する、痛快な伝奇物語。
 とにかく玉英こと碁娘が格好いい。
 伏線を効かせたり、ハラハラさせたりで読者を飽きさせない。編中の碁の作図が「ヒカルの碁」のようにかっちりしていればなお良かったが、娯楽に徹したと解釈すればそれもよし。
 多分に、「西遊妖猿伝」で志半ばで散っていく竜児女への思いもあろう。というか、竜児女の人気のあまりの高さに、彼女を主人公に一編をと言うのが真相か。
 どちらにしろ碁娘を竜児女の生まれ変わりと見て、「西遊妖猿伝」と併せて読めば面白さ倍増。勿論「西遊妖猿伝」も五つ星の面白さ。

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