みつどもえ

桜井のりお

3.57

4352

発刊:2007.01.09 〜

完結・全19巻

『みつどもえ(1)』巻の書影
『みつどもえ(2)』巻の書影
『みつどもえ(3)』巻の書影
『みつどもえ(4)』巻の書影
『みつどもえ(5)』巻の書影
『みつどもえ(6)』巻の書影
『みつどもえ(7)』巻の書影
『みつどもえ(8)』巻の書影
『みつどもえ(9)』巻の書影
『みつどもえ(10)』巻の書影
『みつどもえ(11)』巻の書影
『みつどもえ(12)』巻の書影
『みつどもえ(13)』巻の書影
『みつどもえ(14)』巻の書影
『みつどもえ(15)』巻の書影
『みつどもえ(16)』巻の書影
『みつどもえ(17)』巻の書影
『みつどもえ(18)』巻の書影
『みつどもえ(19)』巻の書影
うにたべたいさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.57

62件の評価

4.5

19巻まで読みました

週刊少年チャンピオンに連載されていた桜井のりお氏の代表作。
「日本一似ていない三つ子」の三人を中心に、クラスメイト、教師、保護者の方々などなどを巻き込んだドタバタギャグ漫画です。

舞台は埼玉県の小学校、上尾市立鴨橋小学校 6年3組。
そのクラスには、容姿も性格もぜんぜん違う、全く似ていない三つ子がいます。
食べることが大好きで他人を足蹴にすることも大好きな長女「丸井みつば」、冬でも裸足で駆け回り運動神経が抜群でおっぱい大好きな次女「丸井ふたば」、暗いところが好きで人と関わることが苦手な三女「丸井ひとは」。
最初はクラスの超問題児であるこの三人が騒動を巻き起こす話でスタートしましたが、連載が続くにつれて学級内で変態キャラが増えていきます。
三女を霊媒師と勘違いし、何でも霊に結びつけてしまうオカルト少女「松岡咲子」、成績優秀でスポーツ万能なイケメンなのになぜかいつもパンツ好きと誤解されてしまう「佐藤信也」、佐藤の友人で"パンツ下ろし"や"ブラはずし"などの秘技を鍛えることに全力を尽くす「千葉雄大」、お金持ちでみつばのライバル的存在だがみつばの痴態を隠し撮りして興奮してしまう「杉崎みく」などなどなど、登場人物全員が揃いも揃って変質者で、常識人キャラはいないと言って過言でないかと思います。
基本的には一話完結型で、登場人物同士の掛け合いが楽しく、テンポよく読める作品です。

小学校が舞台ですが、ちょいエロ展開が妙に多いです。
絵柄もかわいらしく、むっちりしたキャラが多めですが、キャラの年齢が低いので等身は低くボディラインもお子様です。
ただ、普段異常行動をとっている変わり者が照れる表情を見せる場面などの描写がうまく、一番おかしい娘と言われる松岡さんが個人的には推しですね。
女子小学生が着衣しているパンツを脱衣するシーン、うっかり公共の場で全裸になるシーン、全部でなくても下半身が露わになるシーンが多いという非情にダメな内容で、いろいろと怒られそうですがそれにも関わらず、ワンクールアニメが2回放映され人気を博しました。
途中休載期間や掲載誌の変更がありながら、最後はみつばがうっかり下半身丸出しで集合写真を撮ってしまうというとてもらしい終わり方で、10年近く続いた連載が完結しました。
好き嫌いが分かれると思いますが、好きでも公言しづらい作品だと思います。

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