新黒沢 最強伝説18

福本伸行

3.29

2898

発刊:2013.11.29 〜

既刊21巻

新黒沢 最強伝説18巻の表紙

2020年05月29日発売

18

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新黒沢 最強伝説(18)のあらすじストーリー紹介

インチキ合気道の最終手段は「作戦D」!? やられっぱなしの黒沢が、やりたい放題の愛生流に、一矢を…報いた!!一気に反転攻勢に転じたい黒沢に水を差したのはまたしても…あの神林!!その常人離れした弁舌で、新たなバトルを吹っかける…!!新たに提示される「作戦D」の全貌とは!?冷たい雨が打ちつける中洲の決闘、この先に待つものとは…何だ!? 【編集担当からのおすすめ情報】 絶対に負けない。万が一にも負けない。流派の信頼回復のため、二重にも三重にも四重にも予防線を張ってきた愛生流=神林の作戦はどこまでいってもぬかりない…!!一方、どこまでいっても持たざる男・黒沢に何か抗う術はあるのか…!?肉体と頭脳の丁々発止、背筋を伸ばして見届けよ!!

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61件の評価

4.3

21巻まで読みました

冴えない中年男・黒沢を主人公に据えた『最強伝説黒沢』の続編。
前作ラストは生死不明のまま唐突な幕切れだったため続きを期待する声が多かったのですが、そのまま約6年8ヶ月ほど経過し、どんな話だったかも忘れてきた頃の続編です。
前作は打ち切り終了だったらしく、あまりにもな終わり方で話題にもなっていましたが、いざやってみた続編の評判はあまり聞かない気がしますね。

主役はタイトルの通り、前作同様、黒沢です。
前作で暴走族と抗争を起こし、作中時間で8年昏睡状態となったままでしたが、その黒沢が意識と取り戻したところから始まります。
意識が取り戻ったはいいが8年の昏睡状態のダメージは大きく、身体は動かせず声も出せない黒沢が、なんとか動けるように回復するため奮闘します。
病室はゲイのハッテン場に利用され、院長は自分が成敗した元・暴走族ヘッドで、怪しい治療法の実験台代わりにしようと目論んだり、復活早々、苦難の日々が続きます。
一方で、若い女性看護師にセクハラしたり、かと思えば、病室に見舞いに来た元同僚の子供がチヤホヤされているのにヤキモチを焼いたりと、相変わらずなストーリーとなります。

穴平建設のメンバーは初期には登場しますが、序盤で黒沢はホームレスになります。
前作のキャラも少し登場するものの、知っていないと意味が通じないというほどでもなく、前作は未読でも楽しめると思います。
前作同様、熱いところは熱く、皆の胸を打ちますが、それでもやっぱり愛されない男・黒沢の哀愁漂う作品でした。

後半は合気道の師範・恋之助の八百長を暴き、直接対決をする展開となります。
その決着をもって完結するのですが、終わり方はまさかの展開でした。
前作よりは唐突感は無いのですが、これはさらに続編を期待して良いのだろうかと思いました。

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