アイアムアヒーロー

花沢健吾

3.52

17020

発刊:2009.08.28 〜

完結・全22巻

『アイアムアヒーロー(1)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(2)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(3)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(4)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(5)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(6)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(7)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(8)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(9)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(10)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(11)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(12)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(13)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(14)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(15)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(16)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(17)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(18)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(19)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(20)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(21)』巻の書影
『アイアムアヒーロー(22)』巻の書影
のぞさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.52

365件の評価

3.2

いわゆるパニックホラー漫画です。
世界中がゾンビのような存在、通称・ZQNになる謎の感染症にかかり、そんな世界から活路を見出すべく抗う一人のダメ人間の話です。
ZQNになると自我がなくなり、生前では信じられないようなパワーを持って生者に襲いかかり生きたまま肉を食い破ります。
そしてZQNに噛みつかれた人間はZQNになってしまうという設定で、話が進み連れてZQNがある共通の行動をしていることや、ZQNに噛みつかれてもZQN化しない特殊な存在がいること、そして謎の巨大な生命体などが現れ、少しずつその謎が解き明かされていく形式となっています。

主人公は「鈴木英雄」という、かつては数巻程度の連載も持っていた漫画家で、30半ばでアシスタントとして生計を立てています。
彼は極度に内向的で、人をやり込める妄想をしたり、自分を肯定してくれる存在と会話することが日課になっています。
恋人はいるのですが、売れっ子漫画家の元カレと当然のように連絡を取り、冴えない英雄は日々重圧を感じています。
主人公は冴えない中年男性で、1巻は彼のつまらない日常描写を淡々と描いていますが、テレビのニュースや数が増える警察や自衛隊の行動などから日常に少しずつ違和感が生まれ始めます。
1巻ラストで、英雄の日常は一気に音を立てて崩れるのですが、そこに至る描写は秀逸です。
とりあえず、1巻を読んで欲しいと思います。
多分、どこかのWeb漫画サイトで1巻までなら公開されていると思うので、1巻ラストは本当に鳥肌が立ちました。

その後も失速することなく、面白く読むことができました。
終盤あたりで役者が揃い、いよいよクライマックスとなる最終巻、最終巻が、読んで「えー」ってなりました。悪い意味で。
全22巻の21巻までは楽しく読めたのです。正確に言うと、21巻の終盤に、「これってちゃんとたためるのかしら」という不安はあったのですが、その不安が見事に的中します。
最終回は本当にひどいです。多分、たたみ方を考えずに大風呂敷を広げてしまったのだと思います。
1巻はおすすめ、ただ、その後も21巻までは面白いので、本作をおすすめするかについては難しいところです。
オチが良ければ名作だったのにと思いました。

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