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大須賀めぐみ
3.39
1643
新刊通知
発刊:2012.12.12 〜
完結・全8巻
32件の評価
はてぃ
3.0
このレビューにはネタバレを含みます。
メモ:202302デスゲームに巻き込まれた人気作家の物語ジャンルはサスペンスホラーとかなのかなぁ…周囲の人物の物語を妄想する特技を駆使して、ストーリーに沿うよう相手を誘導して難を逃れるという小説家らしい展開が好きだったんですが、不人気だったのかいつからか使われなくなりました。中盤のライバル退場後は主に参加者でないサイコパスと小競り合いしつつゲームのルールを崩す画策に奔走する展開。当初からの趣旨はブレブレになったものの自己犠牲により関係者が一通り幸せに収まる結末へ誘導できました。山も谷も物足りませんでしたが、VANILLA FICTION (ありきたりなつまらない話)のタイトルにはぴったりかな と。「鞠山が最期に助けそこねた人」とか「ゲームを終わらせないと世界が滅ぶのでは?」とか読めば読むほど粗が見えるのでさっくり一周だけ読みましょう(笑)最序盤の展開は同時期に連載していた『This man』との類似を感じました。本作が好きな方はぜひ。
うどん
面白かったけど最後結局世界が滅びる問題は、、、どこへ、、
せーふぁ
4.0
とある少女と共に、指定されたアクションを起こさないと世界は滅び、自分も死ぬ。いきなりそんな非日常世界に放り出された、"バッドエンドしか書けない作家"である主人公。そしてこのゲームには、もう1人参加させられた人物が。デスゲームモノですが、その設定と主人公の"置かれた状況から相手のバッドエンドを想像して倒す"能力は面白かったです。途中まではのめり込んで読み進めていました。でも、次第に犯罪者側を綺麗に描きすぎて、そこがどうしても鼻につきました。悪役に感動的展開はキツい。作画は綺麗で読みやすいですし、物語もテンポよくて入っていきやすいです。好みなので☆5といきたかったですが、上記の部分と終盤のラスボスが唐突だったので☆4。
おおかみうさぎ
3.3
ふしぎなはなし
ヒマラヤワ
3.8
特に中高生の頃、伊坂幸太郎のファンだったので、「魔王」を漫画家していたことは知っていた。こちらはオリジナル作品だと思うけど、「作風が単調な小説家」「カオス理論」「くっつくバラバラ死体」「危険な警察官」「サ…サクラ」「想像しろ(考えろマグガイバー?)」など、なにかと共通点を感じた。終わり方については、結局どちらもゴールにたどり着けなかったわけでセカオワ問題が解決してないのでは?という若干の消化不良は否めない。先生が死を覚悟しながらもドラジェにゴールさせる方向に仕向けなかったのは、太宰を生かすためか?モヤる。
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