うにたべたい
4.0
2016年6月頃までジャンプで連載していたギャグ漫画です。時事ネタや同時期にジャンプでやっていたマンガのパロディネタ、ジャンプ作家や編集との内輪ネタが多く、現在だと通じないネタも多いのですが、当時は大変楽しく読んでいました。大石浩二といえば、前作でメゾン・ド・ペンギンというギャグ漫画を描いていたのですが、これがギャグ漫画なのにコマ割りがうるさくて文章量が多く、読んでいて疲れる内容だったのですが、本作で化けたと言わざるをえないです。ラスト近辺は失速しましたが、序盤の飛ばしっぷりはすごく、呼吸困難に陥るほど腹を抱えて笑えるシーンも数多くありました。ただ、「いいとも」も終わり、笑点の司会が春風亭昇太となった2016年現在読むと、笑う前に懐かしさがこみ上げるシーンが多々有り、内容は好きですが、今から改めて買うほどではないかと思います。本誌掲載時に読むのがベストだったかと思います。また、大石浩二氏のジャンプ復活を切に願います。
いぬまるだしっ
レビュー(156)件
完結・全11巻