霊媒師いずな

真倉翔岡野剛

3.06

932

発刊:2008.08.04 〜

完結・全10巻

『霊媒師いずな(1)』巻の書影
『霊媒師いずな(2)』巻の書影
『霊媒師いずな(3)』巻の書影
『霊媒師いずな(4)』巻の書影
『霊媒師いずな(5)』巻の書影
『霊媒師いずな(6)』巻の書影
『霊媒師いずな(7)』巻の書影
『霊媒師いずな(8)』巻の書影
『霊媒師いずな(9)』巻の書影
『霊媒師いずな(10)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.06

14件の評価

3.9

10巻まで読みました

地獄先生ぬ〜べ~に登場する、イタコの少女「いずな」を主人公にした作品。
ぬ~べ~ではいずなは中学生でしたが、本作はぬ~べ~完結から3年後を描いたという設定のため、本作のいずなは女子高生です。
一話完結型で、各話色々な妖怪が悪さをするのをいずなが成敗するフォーマットになっていて、特に序盤は、ぬ~べ~に近い作りになっています。

イタコの修行中のいずなが、管狐に招かれた、何らかの霊に取り憑かれた客を相手に商売する展開です。
終盤に妖狐玉藻が登場する以外ではぬ~べ~からのキャラは登場せず、いずなが主人公の完全に独立した作品です。
ぬ~べ~は読んでいなくても、本作からで問題ないと思います。
ぬ~べ~もエロ展開の多い作品でしたが、本作はその傾向が更に顕著で、服が紙でできてるんじゃないかと思うくらい、毎話のように服が破れます。
体は無傷なのに、妖怪に襲われるとまず服を狙われ、ついでに妖怪の責め苦を口実に全身を弄ばれるパターンになるのがほとんどなので、性癖によってはどストライクだと思います。
なお、登場妖怪は鳥山石燕や地域の伝承を由来したもので"毛羽毛現"や"玃(ヤマコ)"など勉強になる事もあるのですが、目目連を覗きの妖怪とするなど独自解釈も多く(話中、目目連九十九神の一種である旨の注意事項記載あります)、本作を読んで登場する妖怪=エロいと思ってしまうかもしれないので、本作中の妖怪の解説については鵜呑みにしないことをおすすめします。

連載中掲載誌が休刊になったため本作はタイトルだけ変えた続編に続く形で終わります。
続編も引き続き読み中です。

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