AKB49 恋愛禁止条例（19）

メモ:202301

「AKB」と「男の娘」という2010前後の流行ワードを組み合わせて作られた青春マンガ。
「AKB」のタイトルで敬遠した人も多いでしょうが、
かなりの名作です。

ヒロインの応援のためだった応援活動にいつしかのめり込んで、
各シナリオでそれぞれ立場の違うアンチを味方につけて、
芸能界をのし上がるサクセスストーリー。

最序盤から続くライバルとの確執を解決したあと、
序盤の巨悪と中盤に主人公たちを苦しめて勝ち逃げ状態だった巨悪が
手を組んでラスボスとなるアツい展開は
少年マンガらしさ全開です。
作中で見えていたトラブルは思いつく限り解決しており
完璧な物語でした。

気になったのはせっかく出したHKTが
指原ブレイク前だったのか、
アリス編の踏み台くらいにしか
使われなかった点くらいでしょうか…
話の進行に十分に貢献しており、
やはり非の打ち所はないと思います。