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福本伸行三好智樹橋本智広萩原天晴
3.60
9577
新刊通知
発刊:2015.12.04 〜
完結・全10巻
307件の評価
絹より木綿
3.3
良い上司
うにたべたい
4.0
『賭博黙示録カイジ』に登場した帝愛グループの最高幹部「利根川幸雄」を主人公にしたスピンオフ。利根川は、本編で全編にわたってカイジの宿敵で、悪徳金融企業のNo.2として君臨する悪党として強いカリスマ性を見せますが、本作では部下を気遣い上司を立てる、タイトル通り彼の中間管理職としての気苦労が描かれています。また、本作は一話完結型のギャグ漫画で、無個性に見えて実は個性的な黒服たちや、乙女のようにめんどくさい兵藤に囲まれ、日々の業務のドタバタを描く内容となります。なお、作者はカイジシリーズの福本伸行氏ではなく、福本氏は"協力"という形で、原作・作画とも別の方が担当しています。ハンチョウのスピンオフもそうなのですが、絵もストーリーも違和感なく、知らなければ気づかないレベルと思います。ちなみにハンチョウはハンチョウで、利根川とはまた作画担当は別です。福本絵そっくりに、絵ではなくてマンガが描ける方が沢山いるのに驚きます(まさか、影武者)。読みやすく、とても面白かったです。内容は基本的に利根川の業務内容についてなのですが、兵藤も思いつきに振り回されたり、ライバルより気に入られるため頑張ったり、AI黒服を雇ったり、トラブルが絶えない割に非常にシュールです。日常系といえば日常系で、巻数が進んでもキャラが増えるだけでストーリーは展開しません。"カイジ"に出てくる"エスポワール"や"限定ジャンケン"、"Eカード"の誕生秘話が明かされたり、また、本編では"沼"の攻略者として利根川の写真が飾られていましたが、その伏線回収をちゃっかりやっていたくらいですね。読んでなくても楽しめますが、"カイジ"本編は読んでいた方がより楽しめると思います。最終回は、"カイジ"本編でラストで失脚した後の話が描かれていて、なかなか感動的なラストでした。ただ、この最終回も"カイジ"本編知っていないとあまり意味が無いだろうなと思いました。そういう意味でも、"カイジ"を併せて読むことをおすすめします。
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4.5
このレビューにはネタバレを含みます。
2021/02/02、10巻net。利根川の帝愛での会長と部下との仕事日常。利根川が努力家で良い奴で好きになる。終わり方が亡くなった人みたいな扱い(会長から帝愛追い出されたし)されてたのは少し悲しいけど。本編よりもスピンオフのが好きだなぁ。スピンオフ時事ネタ取り込んでたりユーモアセンスがあって面白い。けど特段読み返したいとはならんかも。
なか¨た
3.7
読んだ。
スーパードライ
3.8
こっちのトネガワは好きになれる。面白いし、たまに格言も出てくる。
maes
社会人の教科書
kazuki
4.6
カイジのスピンオフ作品の一つで、帝愛グループ側であるトネガワの働きを描いたコメディ。身勝手な会長の要望を受けて、部下たちを動かす中間管理職である彼の苦悩や工夫が面白く、また共感できる所も多い!
どやまん
なんで10巻ホラーあるん?夜読んじゃだめじゃないか
Kazuki Kikuchi
ホントくだらんけど、時事ネタもうまく被せながらの展開なのでとても読みやすい。もっと短いスパンで新刊発売してくれたらいいなと思う。
pin
最ッッ高だった。一気読みした。見習いたいと思った!
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