疼く春

会田薫

211

発刊:2015.09.07 〜

完結・全1巻

『疼く春(1)』巻の書影

疼く春のあらすじストーリー紹介

志に生きると決めた男。愛し方を知らない女。疼く感情の名を、知るまでの物語。

時は幕末。命を狙われた革命家・高杉晋作は、長州を離れ、馴染みの芸妓・おうのを偽りの妻として身を隠していた。革命の渦から距離をとり、ただの男として日々を過ごす中、晋作の胸を疼かせる、ある問い──。

自分は、なぜこの女を連れてきたのか。
この女は、なぜ自分についてきたのか。

追われ、逃げ延び、焦がれ、傷つき、
その果てを探す男と女の物語がいま、幕を開ける──。

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