弘兼憲史ヒューマニズム短編集

一巻のみ読破。
先生の作品傾向がわかる短編集。
なんなら、先生の女性の見方まで。

ロングヘアーの女性は幸薄、性欲、守るもの
ショートヘアの女性は溌剌、芯がある、尊敬を向けるもの

で描かれている。

あと作品全体に90年代の香りがする。作品に登場する男性もどこか気取っている。『○○な俺、カッコいい。』とそちらが先行してないか？事件や出来事で反省したり改心したりするが、大事なことには結局気付けてはいないのでは？と感じてしまう。

短編集自体は大変楽しめて読めた。