レイモンド

田丸浩史

3.09

412

発刊:2007.03.01 〜

既刊3巻

『レイモンド(1)』巻の書影
『レイモンド(2)』巻の書影
『レイモンド(3)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.09

1件の評価

4.1

3巻まで読みました

女の子よりも男の子たちとスポーツをして遊ぶのが大好きな女子小学生「倉橋瑞希」。
そんな彼女の机の引き出しから、突如、色黒でマッシヴな外人「レイモンド」が現れ、英語で怒鳴り散らかす。
突然現れた外人が現れ下が立つ(understand)などと言い出し危険を感じた瑞希は、母と共に引き出しを縛り粗大ゴミ置き場に机ごと廃棄する。
そんなこんなで、未来から来た海兵隊型ロボット・レイモンドと、瑞希のドタバタの日常を綴ったコメディ漫画。

レイモンドは、将来、歴史的に重要な人物の母となる瑞希を護衛するために未来から来たという設定です。
元ネタとなっているのはもちろん、あの有名な青いタヌキ型ロボットなのですが、原型はほぼ無いです。
強いて言えば、未来のひみつ道具が登場します。
瑞希の股間の"四次元ファスナー"や、"タイムマシン"、"ピストル"などが登場し、銃刀法違反で逮捕されたりしますが、ひみつ道具に頼ったストーリーではないです。
毒の強い女子小学生と、ダメなでかい外人が暴れまわる内容です。

掲載誌が異なりますが、連載時期がラブやんと被っていて、ノリや絵柄がラブやんに非常に似ています。
本作はメガネの女子小学生が主人公に据えられていますが、BPOにケンカを売った感じのロリ・オタ・プーなきっつい隣人は登場しません。
どちらかというと友人の男子小学生の性の目覚めをねっとり描写しているので、それはそれでな諸氏にはおすすめです。
相変わらずな田丸浩史の危険な限界ギリギリアウトな下ネタギャグが展開されるため、(田丸浩史作品は全般的にそうですが)女性にはおすすめできない一作ですね。

全3巻で完結していて読みやすく、長さもちょうどいい感じです。
ラブやん読んでハマった方はこちらも読んで間違いはないかと思います。

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