藤原カムイ画集40GB

藤原カムイ

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既刊2巻

『藤原カムイ画集40GB(1)』巻の書影
『藤原カムイ画集40GB(1)』巻の書影

藤原カムイ画集40GBのあらすじストーリー紹介

    藤原カムイファンにとってまずうれしいのは、「過去のイラストやデザイン素材をかき集めた」その圧倒的な「画」の分量である。タイトルが、画像データの総量を表す「40GB」(40ギガバイト)として出版されたのもうなずける。 <p>   藤原カムイの名が世に広く知られることになったのは、おそらく1983年に刊行された初の単行本『DE JA VU』だろうが、それ以降の名だたる作品はもちろんのこと、高校の漫画研究部で描いた作品、ゲームのキャラクター設定、パッケージイラスト、各作品での下書きや落書き、ボツ企画などこれまで世に出ることのなかった「画」が1960年、70年、75年…と、時系列で整理されている。巻末には、年代別に初出の作品リストがまとめられている。 <p> 『藤原カムイ画集40GB sideA』『藤原カムイ画集40GB sideB』の2巻構成からなる画集のうち、「sideB」では、1989年から2000年までと年代不明の作品を収録。漫画家として世に出た著者がさまざまなメディアへと活躍の場を広げていく様を追うことができる作品集となっている。(中野裕幸)

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