フルーツバスケット

高屋奈月

4.01

21993

発刊:1999.01.01 〜

完結・全23巻

『フルーツバスケット(1)』巻の書影
『フルーツバスケット(2)』巻の書影
『フルーツバスケット(3)』巻の書影
『フルーツバスケット(4)』巻の書影
『フルーツバスケット(5)』巻の書影
『フルーツバスケット(6)』巻の書影
『フルーツバスケット(7)』巻の書影
『フルーツバスケット(8)』巻の書影
『フルーツバスケット(9)』巻の書影
『フルーツバスケット(10)』巻の書影
『フルーツバスケット(11)』巻の書影
『フルーツバスケット(12)』巻の書影
『フルーツバスケット(13)』巻の書影
『フルーツバスケット(14)』巻の書影
『フルーツバスケット(15)』巻の書影
『フルーツバスケット(16)』巻の書影
『フルーツバスケット(17)』巻の書影
『フルーツバスケット(18)』巻の書影
『フルーツバスケット(19)』巻の書影
『フルーツバスケット(20)』巻の書影
『フルーツバスケット(21)』巻の書影
『フルーツバスケット(22)』巻の書影
『フルーツバスケット(23)』巻の書影
scs4yp6dtzさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
4.01

426件の評価

3.9

23巻まで読みました

天涯孤独…ではないけど家を出ることになった本田透が同じクラスの王子由希と遭遇し、同居人達と触れ合っていくことで草摩の一族の秘密に触れ、深く関わっていく――なお話なんだけど、とりあえず、美形でとにかく仕草が王子な由希と、ヤンチャで不器用ながらも時折見せる優しさが段々きゅんとくる夾ちゃんとに取り合いされて透羨ま…!ってなるよね。

十二支初め皆キャラ濃いんだけど、ちゃんと背景があるのが凄いなあと読んでて感心した。敬語がデフォルトの主人公透、夾ちゃんへのラブがつきぬけてる楽羅、ヤバいほどに謝ってくる利津…単なるマンガのキャラ付だけでなく、何故そうなったのかの理由もきちんと描かれている。

全編を通して描かれてるのは、誰しもが哀しい過去や汚い気持ちや、間違えた道や、取り返しのつかない後悔や、あまり見たくないような痛みを抱えていて、だけどそれを包み込む優しさと強さだと感じた。いやまあそういうの抜きにしてもキュンキュンきたり笑えたり普通に楽しいンだけど。

由希、夾、透にしてもよくある三角関係、両思い+当て馬とは少し違う関係なところも良い。個人的には、初期の方が絵柄が好きだったので、せっかくのクライマックスからラストの絵がかなり変わってしまったのが残念ではある…。

おケガで途中休載されてたんだっけ?(うろ覚え)とにかく作者さんがきっと壮絶に傷つけられてきて、透達優しいキャラが生まれたのでは…と勝手に憶測。柱の字の雰囲気とかもそう感じてしまった。何度も読んだし、と思って全巻持ってたの手放したけど、十二支の呪い以外にも新生徒会とかうおちゃんの恋とか色々もりだくさんだったなと思い出したらまた読みたくなってきた…

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